ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 貨幣の「新」世界史―ハンムラビ法典からビットコインまで

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貨幣の「新」世界史―ハンムラビ法典からビットコインまで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505301
  • NDC分類 337.2
  • Cコード C0133

出版社内容情報

脳科学、生物学、行動経済学、宗教学、古銭学などさまざまな視点から、「お金」の起源と歴史、社会的役割の変化、未来の姿に迫る

カビール・セガール[セガール カビール]
著・文・その他

小坂 恵理[コサカ エリ]
翻訳

内容説明

私たちはなぜこれほど「お金」に翻弄されるのか?ウォール街の投資銀行家が、金融危機の渦中に抱いた難問に挑む。人類誕生以前にまで遡る貨幣のルーツ、前身は物々交換ではなく「債務」であるとする新説、金儲けで刺激される脳の秘密、「足るを知れ」と説く宗教の真意など、脳科学、生物学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学ほか様々な視点からお金の起源とその未来を探る。

目次

第1部 精神―アイデアのルーツ(ジャングルは危険がいっぱい―交換の生物学的起源;私の心のかけら―お金の心理学的分析;借金にはまる理由―債務の人類学)
第2部 身体―お金の物質的形態(ハードな手ごたえ―ハードマネーの簡単な歴史;ソフトなのがお好き?―ソフトマネーの簡単な歴史;バック・トゥ・ザ・フューチャー―お金の未来)
第3部 魂―価値の象徴(投資家は天使のごとく―宗教とお金;貨幣は語る―お金に表現された芸術 ほか)

著者等紹介

セガール,カビール[セガール,カビール] [Sehgal,Kabir]
米電子決済サービス企業ファースト・データの企業戦略担当。元JPモルガンの新興市場部門ヴァイス・プレジデント。ダートマス大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス卒業。ジャズ・ミュージシャンでもあり、音楽プロデューサーとしてグラミー賞を2度受賞しているほか、共同執筆した児童書A Bucket of Blessingsはベストセラーとなった。米海軍予備役、外交問題評議会の任期付会員、大統領選挙戦のスピーチライターも務めている

小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家、慶應義塾大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

111
ハードカバーで読んで再度読みました。世界史というよりは社会学的な分析が多いということを前の感想でも書きましたが今回もあまり印象は変わりませんでした。経済学的な分析よりも貨幣の持つ意味を社会とのかかわりで敷衍した話です。2018/11/17

活字の旅遊人

49
貨幣のルーツは、「物々交換」ではなく、「債務」である。なるほど、面白い。何らかの形で、物体のみならず行為まで数字化するというこの発想、今や当たり前どころかやり過ぎ感すらある。そんな今だからこそ、実態すら無くなりかねない貨幣というものを考え直すのは大事だと思った。自分としては、数値を金属の重さ、純度で表すとして、何故「金(ゴールド)」? という点をもっと掘り下げて欲しかった。金属の貨幣、本書でいうハードマネーに依拠すれば経済は有限なんだよなあ。現体制では、当然膨張し続ける。宗教復活のきっかけにもなり得るね。2021/08/27

アナクマ

32
貨幣に関する射程広めの見聞録。お金は価値のシンボルだと繰り返す。◉債務こそが私たちの主要通貨である可能性が、という考察に注目。脳が表象的思考能力を備えると、価値のある道具が交換の対象として評価され始めた(虚構への信任)。◉ポトラッチからキックスターター、恩をうる機会を常にうかがうウォール街の大物、日本の贈与習慣。ソーシャルメディアでの評判が高い乗客ほど厚遇されるアメリカン航空。◉著者はJPモルガン勤務と海軍予備兵をしながら本書を執筆。価値を生み出す人はパワフルですね。180101単行本2018/11/03

ソーニャ

24
タイトルが面白そうなので読んだ。 経済書、貨幣論というよりはもっと幅広く生物学、脳科学、心理学、人類学、宗教、芸術など幅広い観点からアプローチしたもの。 第1章でいきなり貨幣の起源を生物のエネルギー交換と考える点など、自分には最初から驚きだった。興味深かったのは将来脳にチップが埋め込まれ思考、感情、経験、夢、アイデアなどメンタル要素のすべてが通貨として機能するというSF的な夢(?)の予測。ディストピア的だが、エネルギーの共有すらできるようになるかもしれないというのは貨幣の起源に戻っているようで面白かった。2019/11/09

かんがく

16
世界史と銘打っているが、著者は歴史学者でなくビジネスマンであり、歴史要素よりも金融要素が中心。ただ、解説でも触れられているように参考文献は豊富で、生物学、心理学、人類学など多数の専門家にもインタビューをしている。金をテーマに色々知れたが、範囲が広すぎてやや浅かった印象。2019/02/01

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