出版社内容情報
育児のしかたで子どもの性格が決まるという「子育て神話」は誤りだ。行動遺伝学と進化心理学が導き出す革命的育児論。解説/橘玲
内容説明
親が愛情をかければ良い子が育ち、育て方を間違えれば子どもは道を踏み外す―この「子育て神話」は、学者たちのずさんで恣意的な学説から生まれたまったくのデタラメだった!双子を対象にした統計データからニューギニアに生きる部族の記録まで多様な調査を総動員して、子どもの性格と将来を決定づける真の要因に迫る。センセーショナルな主張が物議を醸す一方、子育てに励む人々を重圧から解放してきた革命的育児論。
目次
第1章 「育ち」は「環境」ではない
第2章 子育て神話はどう生まれ、どう育まれたか
第3章 生まれか、育ちか、それともいずれでもないか
第4章 別々の世界
第5章 別の時代、別の場所で
第6章 人間であるということ
第7章 “われわれ”と“彼ら”
第8章 子ども同士のかかわりの中で
著者等紹介
ハリス,ジュディス・リッチ[ハリス,ジュディスリッチ] [Harris,Judith Rich]
教育研究者。ハーヴァード大学大学院心理学研究科で修士号を取得後、在野の研究者として心理学の教科書の執筆などに携わる。『子育ての大誤解―重要なのは親じゃない』の元となった論文で、アメリカ心理学会から優秀な論文に対して贈られるジョージ・A・ミラー賞を受賞
石田理恵[イシダリエ]
上智大学文学部心理学科卒。外貨系銀行などでの仕事を経て、89年より翻訳業・通訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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