出版社内容情報
2000年、六本木で働いていた英国人女性が突然消息を絶った。《ザ・タイムズ》東京支局長が丹念な取材をもとに事件の真相に迫る。
内容説明
ルーシーが失踪してから3カ月後、容疑者の男性が逮捕された。起訴後の法廷では、複数の女性への暴行容疑が明らかになり、失踪への関与は決定的になっていく。この男は何者なのか?そしてルーシーの行方は…日本を知り尽くした英国人ジャーナリストが、関係者への徹底取材をもとに男の素顔に迫り、事件の全貌を炙り出す犯罪ノンフィクションの傑作。著者が事件現場を再訪する日本語版へのあとがきを収録。
目次
第4部 織原(弱者と強者;ジョージ・オハラ;征服プレイ;カリタ;洞窟のなか)
第5部 裁判(儀式;なんでも屋;SMYK;お悔やみ金;判決)
第6部 死んだあとの人生(日本ならではの犯罪;本当の自分)
著者等紹介
パリー,リチャード・ロイド[パリー,リチャードロイド] [Parry,Richard Lloyd]
英“ザ・タイムズ”紙アジア編集長および東京支局長。1969年生まれ、英国・マージーサイド州出身。オックスフォード大学卒業(英文学専攻)。1995年に“インディペンデント”紙の東京特派員として来日。2002年より“タイムズ”紙へ。東京を拠点に、日本、韓国・北朝鮮、東南アジア地域を主に担当。これまでにアフガニスタン、イラク、コソボ、マケドニアなど27カ国・地域を取材し、イラク戦争、北朝鮮危機、タイやミャンマーの政変、東日本大震災などを報じてきた
濱野大道[ハマノヒロミチ]
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒、同大学院タイ文学専攻修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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