ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 黒い迷宮〈下〉―ルーシー・ブラックマン事件の真実

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黒い迷宮〈下〉―ルーシー・ブラックマン事件の真実

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505035
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0198

出版社内容情報

2000年、六本木で働いていた英国人女性が突然消息を絶った。《ザ・タイムズ》東京支局長が丹念な取材をもとに事件の真相に迫る。

内容説明

ルーシーが失踪してから3カ月後、容疑者の男性が逮捕された。起訴後の法廷では、複数の女性への暴行容疑が明らかになり、失踪への関与は決定的になっていく。この男は何者なのか?そしてルーシーの行方は…日本を知り尽くした英国人ジャーナリストが、関係者への徹底取材をもとに男の素顔に迫り、事件の全貌を炙り出す犯罪ノンフィクションの傑作。著者が事件現場を再訪する日本語版へのあとがきを収録。

目次

第4部 織原(弱者と強者;ジョージ・オハラ;征服プレイ;カリタ;洞窟のなか)
第5部 裁判(儀式;なんでも屋;SMYK;お悔やみ金;判決)
第6部 死んだあとの人生(日本ならではの犯罪;本当の自分)

著者等紹介

パリー,リチャード・ロイド[パリー,リチャードロイド] [Parry,Richard Lloyd]
英“ザ・タイムズ”紙アジア編集長および東京支局長。1969年生まれ、英国・マージーサイド州出身。オックスフォード大学卒業(英文学専攻)。1995年に“インディペンデント”紙の東京特派員として来日。2002年より“タイムズ”紙へ。東京を拠点に、日本、韓国・北朝鮮、東南アジア地域を主に担当。これまでにアフガニスタン、イラク、コソボ、マケドニアなど27カ国・地域を取材し、イラク戦争、北朝鮮危機、タイやミャンマーの政変、東日本大震災などを報じてきた

濱野大道[ハマノヒロミチ]
ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒、同大学院タイ文学専攻修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007 kazu

32
容疑者織原が逮捕され、その後、ルーシーの遺体発見という最悪の結末を迎えることで始まる下巻。織原の生い立ちと裁判の過程、そして遺族達の抱える葛藤と盛り沢山の内容だ。 (著者自身、織原に深入りして名誉棄損で訴えられたり脅迫に近い体験もする)その中には英国人の目線から見た日本の警察制度や裁判へのやや否定的な見解もあり、興味深い。(特に自白主義)この最悪の結末は覚えていたもののその後の展開はまるで記憶になく、驚かされる。(続く) 2023/01/19

gtn

8
著者は、犯行者織原のルーツを延々と綴る。はじめはその意図をはかりかねたが、読み進めるうち、この事件の因がここから発することが分かる。2019/06/04

さとむ

8
「東電OL殺人事件」「悲素」に匹敵する内容の濃さと読みごたえあり。 2017/10/23

hikarunoir

7
織原の全存在/人生から滲む「疚しさ」、この卑劣な所業がお前にとってベティへの復讐で「大人になる」ことなのかと問いたい。圧倒的リーダビリティ。2022/03/18

Sumiyuki

4
良書。遺族が加害者からお金をもらって何が悪いのか。@日本の警察は融通が利かず、想像力に欠け、偏見に満ち、官僚的で、前時代的だ。(中略)日本の犯罪率の低さの本当の理由が、警察の管理能力に起因するものではなく、国民のおかげであることはあまりに明らかだ。警察の能力が高いからではなくーー警察の能力が低いにもかかわらずーー日本人は常に法を守り、互いを敬い、暴力を忌み嫌うのだ。2018/03/26

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