ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> チューリングの大聖堂〈上〉―コンピュータの創造とデジタル世界の到来

個数:
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
チューリングの大聖堂〈上〉―コンピュータの創造とデジタル世界の到来

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 03時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504915
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C0104

出版社内容情報

チューリングが構想しフォン・ノイマンが実
現したコンピュータ開発の「創世記」と天才
達が集ったプリンストン高等研究所の全記録推薦/森田真生

ジョージ・ダイソン[ダイソン ジョージ]

吉田 三知世[ヨシダ ミチヨ]

内容説明

現代のデジタル世界の発端は、数学者チューリングの構想した「チューリングマシン」に行きつく。理論上の存在だったそのマシンを現実に創りあげたのが万能の科学者フォン・ノイマン。彼の実現した「プログラム内蔵型」コンピュータが、デジタル宇宙を創成したのだ。開発の舞台となった高等研究所に残る文献や写真資料、インタビュー取材をもとに編まれた、決定版コンピュータ「創世記」。第49回日本翻訳出版文化賞受賞。

目次

第1章 一九五三年
第2章 オルデン・ファーム
第3章 ヴェブレンのサークル
第4章 ノイマン・ヤーノシュ
第5章 MANIAC
第6章 フルド219
第7章 6J6
第8章 V40
第9章 低気圧の発生

著者等紹介

ダイソン,ジョージ[ダイソン,ジョージ] [Dyson,George]
アメリカの科学史家

吉田三知世[ヨシダミチヨ]
京都大学理学部物理系卒業。英日・日英の翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

29
いつの間にか世間はコンピュータで溢れている。これはその源流となった、アラン・チューリングが考案しフォン・ノイマンが実現させたプログラム内蔵型コンピュータ創造の物語。プリンストン高等研究所に招聘されたフォン・ノイマンを中心に、それに関わった多くの人々の知の戦い。「何かを意味する数」と「何かを行う数」との区別をなくし、構造として具現化したビットをメモリとして、シーケンスとして具現化したビットをコードとして認識・・と、判じ物のようだが、これが設計思想の真髄!!のよう、多分。この万能マシンは1953年に生まれた。2018/09/16

roughfractus02

8
第二次大戦での反ナチス闘争と戦後のアメリカへの人材移動がプリンストン高等研究所を舞台とした核兵器とコンピュータ開発、DNAの解明を推し進める基盤となる。そのメンバーだったフリーマン・ダイソンの息子である著者は、自らの記憶に留まらず膨大なインタビューや資料からその始まりを1953年とし、コンピュータ科学中心の創世記を編む。主人公はフォン・ノイマンだが、表題のチューリングなしにこの「大聖堂」はない。彼は一次元コンピュータで出来事の表現だった数を出来事の要因に変えた(プログラム)。上巻は気象現象に挑む9章まで。2017/11/23

kamekichi29

6
コンピュータの創世記。フォン・ノイマンとその周りの人たちによるコンピュータ創造の伝記のような感じ。各人のエピソードなど、かなり詳しく描かれていて、よくここまでわかるものだと思いながらも、読むのが大変なのでかなりすっ飛ばしました。。下巻へ続く。2024/08/06

Kiyoshi Utsugi

4
デジタルコンピュータの開発物語です。ただし、一番最初にコンピュータを作ったと言われているペンシルベニア大学のENIACの話ではなく、プリンストンにあるプリンストン高等研究所においてフォン・ノイマンを中心に作られたコンピュータの開発物語になります。 プリンストン高等研究所がどのような経緯で作られたのかから始まり、コンピュータ開発に関わる人たちをどのように集め、開発が進められたかが書かれています。 今まであまりよく知らなかったため、ノイマンの人柄含めて興味深く読んでいます。2017/06/18

ひめの

3
第二次世界大戦末、原子爆弾の開発に伴いその爆発を計算するためのコンピュータの開発が進められた。現在、核が世界を破滅させる力を持つのに対し、コンピュータはなくてはならない存在となっている。本書はコンピュータの開発の歴史をフォン・ノイマンを中心とした様々な人物の動向から記述する。非常に多数の証言、資料により作られているが、多数の人物が出てくる他、章ごとに年数が巻き戻り少し混乱する。またコンピュータの構造や仕組みは簡潔な説明で素人にはわかりにくい。ただ、多数の知能の結晶であり様々なドラマがあったことが読み取れた2023/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11622278
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品