出版社内容情報
ピュリッツァー賞&ガーディアン賞受賞! 各界で絶賛を浴びた傑作ノンフィクション
紀元前から現代まで、4000年にわたって人々を苦しめてきた「がん」。古代エジプトの医師イムホテプが「治療法はない」と述べたその腫瘍を、医聖ヒポクラテスは「カルキノス(「カニ」)」と名づけ、19世紀の外科医は「あらゆる病の皇帝」と怖れた。患者、 医師たちの苦闘のドラマを通して、謎めいた病魔の真の姿を浮かびあがらせ、ピュリッツァー賞ほか各賞を総なめにした傑作ノンフィクション。『病の皇帝「がん」に挑む』改題
シッダールタ・ムカジー Siddhartha Mukherjee
腫瘍内科医、がん研究者。現在、コロンビア大学医科大学院准教授、およびコロンビア大学メディカル・センターの指導医。1970年、インドのニューデリー生まれ。スタンフォード大学(生物学専攻)、オックスフォード大学(ローズ奨学生。免疫学専攻)、ハー バード・メディカル・スクール(医学専攻)を卒業。
デビュー作となる本書(2010年)は《タイム》誌の「オールタイム・ベストノンフィクション」に選ばれたほか、ピュリッツァー賞、PEN/E・O・ウィルソン賞、ガーディアン賞などを受賞した。2015年には本書をもとにPBS(米公共放送)の連続ドキュメンタリ ー番組が制作されている。次作The Gene: An Intimate History(2016)も早川書房より邦訳刊行予定。
内容説明
紀元前から現代まで4000年にわたって人々を苦しめてきた病「がん」。古代エジプトの医師イムホテプが「治療法はない」と述べたその腫瘍を、医聖ヒポクラテスは「カルキノス(「カニ」)」と名づけ、19世紀の外科医は「あらゆる病の皇帝」と怖れた。患者、医師たちの苦闘のドラマを通して、謎めいた病魔の真の姿を浮かびあがらせ、ピュリッツァー賞ほか各賞を総なめにした傑作ノンフィクション。
目次
第1部 「沸き立たない黒胆汁」(「血液化膿症」;「ギロチンよりも飽くことを知らない怪物」;ファーバーの挑戦状 ほか)
第2部 せっかちな闘い(「社会を形成する」;「化学療法の新しい友人」;「肉屋」 ほか)
第3部 「よくならなかったら、先生はわたしを見捨てるのですか?」(「われわれは神を信じる。だがそれ以外はすべて、データが必要だ」;「微笑む腫瘍医」;敵を知る ほか)
著者等紹介
ムカジー,シッダールタ[ムカジー,シッダールタ] [Mukherjee,Siddhartha]
医師、がん研究者(血液学、腫瘍学)。1970年、インドのニューデリー生まれ。スタンフォード大学(生物学専攻)、オックスフォード大学(ローズ奨学生。免疫学専攻)、ハーバード・メディカル・スクールを卒業。現在、コロンビア大学メディカル・センター准教授。デビュー作となる『がん―4000年の歴史』(2010年)はピュリッツァー賞、PEN/E・O・ウィルソン賞、ガーディアン賞などを受賞し、“タイム”誌の「オールタイム・ベストノンフィクション」に選ばれた
田中文[タナカフミ]
東北大学医学部卒、医師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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