出版社内容情報
分岐が形を決定づける樹木、川、雪の結晶。万物のパターンの謎を追う3部作、堂々完結。
フィリップ・ボール[ボール フィリップ]
桃井 緑美子[モモイ ルミコ]
内容説明
動植物の形態形成に迫る『かたち』、万物を構成する粒子の動きにフォーカスした『流れ』に続くシリーズ第3弾は、物や事象が成長するときの“分岐”の法則を追う。雪の結晶、ガラスの亀裂、河川、葉脈、道路網、そして人間関係のネットワークに潜む原理とは?熱力学、粒子のランダムな運動、フラクタルやグラフ理論など現代科学が目から鱗の答を導く。エピローグで自然が織りなすパターンの真理を一挙総括する3部作完結篇。
目次
1 冬物語―六角形の雪結晶
2 ほっそりした怪物―次元のはざまで生まれる形
3 亀裂のわかれ道―なめらかなひび、ぎざぎざな裂け目
4 水の道―地形のなかの迷宮
5 木と葉―生物の枝分かれ
6 世界をめぐるネットワーク―私たちはなぜつながっているのか
エピローグ タペストリーを織る糸―パターンの原理
著者等紹介
ボール,フィリップ[ボール,フィリップ] [Ball,Philip]
フリーランスのサイエンスライター。“ネイチャー”誌、“ニュー・サイエンティスト”誌、“ニューヨーク・タイムズ”紙などに科学全般について幅広い執筆活動を行っている。著書に、アメリカ出版社協会賞の化学部門賞を受賞したDesigning the Molecular Worldなど多数
桃井緑美子[モモイルミコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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