出版社内容情報
1941年12月8日、日本軍は真珠湾にある米海軍基地への奇襲に成功、英米に宣戦布告する。さらに東南アジアでも快進撃を続けるが……。
内容説明
「トラ・トラ・トラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)」―1941年12月8日、日本の連合艦隊はハワイの真珠湾を奇襲、対米戦争の戦端はここに開かれた。時を同じくして陸軍はマレー半島とフィリピンに上陸、破竹の勢いで米・英・蘭軍を圧倒する。シンガポール陥落、ジャワ制圧など緒戦の勝利に日本が歓喜する一方、連合国側は徐々に反攻態勢を整え、1942年6月5日、運命のミッドウェー海戦を迎える。ピュリッツァー賞受賞作。
目次
7部 開戦の聖断下る(「ニイタカヤマノボレ」;大統領の親書 ほか)
8部 燃える真珠湾(トラ トラ トラ;「コレハ演習デハナイ」 ほか)
9部 マレー沖の奇跡(大統領の戦争宣言;イギリス二大戦艦轟沈 ほか)
10部 バターンの攻防(浮き足だった米・比軍;シンガポール陥落 ほか)
11部 失われた希望(「また帰って来る」ウェーンライトの苦悩 ほか)
12部 「恥にあらず」(ミッドウェー進攻作戦;東京空襲 ほか)
13部 戦局の転回点(山本長官の賭け;ニミッツの決意 ほか)
著者等紹介
トーランド,ジョン[トーランド,ジョン] [Toland,John]
1912年、ウィスコンシン州ラクロス生まれ。ウィリアムズ・カレッジでジャーナリズムを専攻。第二次世界大戦中は陸軍航空部隊勤務(大尉)。戦後、フリーランス・ライターとなり、「ルック」、「ライフ」誌等に寄稿。日本、台湾、グアム、東南アジアの各国を訪れて約500人にインタビュー取材し、5年の歳月をかけて完成させた『大日本帝国の興亡』は、1971年度ピュリッツァー賞を受賞した。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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