ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> ファスト&スロー―あなたの意思はどのように決まるか?〈上〉

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ファスト&スロー―あなたの意思はどのように決まるか?〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504106
  • NDC分類 141.8
  • Cコード C0111

出版社内容情報

直感的「速い思考」と論理的「遅い思考」による人間の意思決定メカニズムを徹底解剖。

内容説明

整理整頓好きの青年が図書館司書である確率は高い?30ドルを確実にもらうか、80%の確率で45ドルの方がよいか?はたしてあたなは合理的に正しい判断を行なっているか、本書の設問はそれを意識するきっかけとなる。人が判断エラーに陥るパターンや理由を、行動経済学・認知心理学的実験で徹底解明。心理学者にしてノーベル経済学賞受賞の著者が、幸福の感じ方から投資家・起業家の心理までわかりやすく伝える。

目次

第1部 二つのシステム(登場するキャラクター;注意と努力;怠け者のコントローラー ほか)
第2部 ヒューリスティクスとバイアス(少数の法則;アンカー;利用可能性ヒューリスティック ほか)
第3部 自信過剰(わかったつもり;妥当性の錯覚;直感対アルゴリズム)

著者等紹介

カーネマン,ダニエル[カーネマン,ダニエル] [Kahneman,Daniel]
認知心理学者。プリンストン大学名誉教授。専門は意思決定論および行動経済学。1934年テルアビブ生まれ。幼少期をパリで過ごし、その後家族とともにパレスチナに移住。エルサレムのヘブライ大学で心理学と数学を学んだ後、イスラエル国防軍心理学部門に勤務。1958年にアメリカに渡り、カリフォルニア大学バークレー校で心理学の博士号を取得。ヘブライ大学などを経て、1993年よりプリンストン大学教授。2002年に、不確実な状況下における意思決定モデル「プロスペクト理論」などを経済学に統合した業績が評価され、心理学者にしてノーベル経済学賞を受賞

村井章子[ムライアキコ]
上智大学文学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

169
難しいがとても面白く人間って正確に物事を見れないことがわかった!まだ上巻だが学ぶことも多い。認知心理学の先生が書いた人間の脳や心理に関する内容が盛りだくさんになっている。人間にはシステム1とシステム2がありその2つを使い分けている。普段の生活をしているときにエラーを起こすことはあまりない。しかし特定の環境下ではエラーを起こす。そのエラーの仕組みを理解すれば真実を見ることが出来る。ハロー効果は初対面の第一印象でその後の評価が変わる。なんとも嫌な結果になっている。下巻も楽しみに読んでみたいと思った!2020/10/01

WATA

71
意思決定と認知に関する心理学の本。特に、人間の判断が合理的でなくなるのはどういうときか、についての研究結果をまとめている。人間の思考モードを自動的で瞬時に働く「システム1」と、注意を払って熟慮する「システム2」の2種類に分け、意思決定のときにはこの2つのシステムが役割分担して動いている、という理論はよく出来ていると思う。人の意思決定が合理的でなくなる理由がよく分かる。ただ、文章はやや冗長に感じる。本筋と関係が薄い部分を削ればもう少しスッキリして読みやすくなるのに、と思う。2014/07/28

藤月はな(灯れ松明の火)

68
認知心理学などで学んだ事が多いですが、それを実際に実生活で生かされているかというと断言できることはないかも・・・^^;特にバイアスやステレオタイプは中々、抜け出せない事があるな。統計学の脆さもどこを注目するか、対象やどんなグラフを使うかによって印象が変動させられるから難敵です。後、確かにミステリーとか読んでいると「あ、この人が犯人だ」とか「あ、この書き方はあのトリック/動機か」と思った時ほど、当たることって多いよね。あれは直感的なものだったのか。2016/10/30

inami

59
◉読書 ★4 読み応えありますね・・人の意志はどのように決まるのか?私たちが行う選択や判断を「システム1(早い思考:だまされやすく信じたがるバイアスを備えている)」と「システム2(遅い思考:疑ってかかり、信じないと判断するのが仕事だが、ときに忙しく怠けている)」の二つのシステムで説明しています。自分の理解の度合いを過大評価し、後知恵で過去の確実性を錯覚したり、自分の「選択」がどんなときに経済合理性から逸脱するのか、等々さまざまな具体的な実験結果をとおして述べています。人は「バイアス」の塊ですね(笑)2023/01/14

しゅうと

54
認知バイアスについての理解が深まりました。内容が難しく、分厚く、読むのにめっちゃ時間かかりました。この本は、自己認識を深め、より良い意思決定を行うための方法が書かれています。その内容を理解し、日常生活やビジネスの意思決定に応用することができれば、大きな価値を見出すことができそうです。意思決定に関心のあるすべての人、特にビジネスリーダーや教育者にとって、お薦めです。下巻も気合入れて読むぞ!2024/02/16

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