ハヤカワ文庫<br> Kitano par Kitano―北野武による「たけし」

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ハヤカワ文庫
Kitano par Kitano―北野武による「たけし」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150503802
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0123

出版社内容情報

コメディアン、テレビタレント、国際的映画監督――多面体・北野武の魅力をフランス人記者が引き出した名インタビュー、ついに文庫化

内容説明

コメディアンとしての出発から、テレビの顔、俳優、そして日本を代表する映画監督となるまで―。多面体「世界のキタノ」の本音に、フランスの敏腕ジャーナリストが5年越しの取材で迫る。生い立ちとエンターテインメントへの憧れ、亡き師匠との思い出、自作映画の解題、バイク事故で生死の境をさ迷った時の感慨、日本に対する思いまで、ひとりの「天才」の栄光と挫折を引き出した名インタビュー、待望の文庫化。

目次

北野との出会い
幸せを探して
浅草の舞台で
俺の分身、ビートたけし
テレビがすべて
日本のテレビ界
俺の映画の世界
死と直面して
償いと花火
ふたつの顔の三部作〔ほか〕

著者等紹介

北野武[キタノタケシ]
ビートたけし。1947年1月18日、東京生まれ。映画監督、俳優、コメディアン。浅草フランス座での修業時代を経て、漫才コンビ、ツービートを結成。漫才ブームを牽引し、テレビ界での地歩を確立。1989年に映画界に進出、『その男、凶暴につき』で鮮烈な監督デビューを飾る。その後、次々と刺激的な作品を発表し、世界各国で高い評価を受ける。『ソナチネ』(1993)は、BBCの「21世紀に残したい映画100本」に選出。『HANA‐BI』(1997)がベネチア国際映画祭金獅子賞、『座頭市』(2003)が同映画祭銀獅子賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝く。俳優としても、『血と骨』(崔洋一監督、2004)に主演し、キネマ旬報主演男優賞を受賞。2010年3月、映画監督及びコメディアンとしての長年の功績に対し、フランス政府より芸術勲章の最高章コマンドール章を授与される

テマン,ミシェル[テマン,ミシェル][Temman,Michel]
ジャーナリスト。フランスの日刊紙リベラシオンの日本特派員

松本百合子[マツモトユリコ]
翻訳家。上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねりわさび

78
2010年にフランス人ジャーナリストが取材した北野武インタビュー集。芸能や映画、人間心理といった多角的な面からたけしを分析しており面白い。心に残る話が多く近年の自伝ものとしては秀逸と思います。面白かったですね。2023/03/14

Isamash

20
フランスの日刊紙特派員ミシェル・テマンのインタビュー2010年発行著作。たけしが自身の考えをとても素直に吐露しておりとても面白かった。殆どタケシ映画見れていないが、ひとつひとつの監督意図を吐露しており興味大。映画評論に関して「日本人はもと個人個人が自分で判断する感覚を磨いていかないとだめだと思うんだ。もっと自分自身で考えなきゃ。」と述べており、映画領域に限らずのことで大共感。超多忙の中でのタップダンス練習や絵を描く日常に驚き。ある時期の多くの女性への耽溺を告白。意外な歴史修正主義への激しい批判に共感覚え 2024/03/30

9

6
シャイな彼が語らなそうなことを語っているのは、フランス人ジャーナリスト相手だからなのかな。後半の政治のあたりはいつもの彼のリップサービスみたいなところもある気がしたけど。何よりもこの本が読みたかったのは、彼の映画について色々語られていると知ったから。また全部見直したいな。そしてアウトレイジ以降も彼が何を思って制作したのかぜひ聞いてみたい。彼の勤勉さに(彼自身は楽しいと語っているけれど)心底尊敬の念を抱いた。2015/11/02

Holger

5
北野武は、日本人以上に映画人としての北野武を評価するフランス、その国の記者の前では、普段の道化の仮面を脱ぎ捨てて本音トークで語ったのか、蓋をあけてみたら、ヨーロッパの賞をありがたがり、日本についていかにダメでどうしようもない国なのかを外国に向けて嬉々として語る毎日新聞の英語版(waiwai)のような俗物だった。無論、インタビュアーの思想が偏っていて、おかしな編集をされている可能性もある。アジアやアフリカを植民地にした西洋列強を断罪する場面において、フランスについての扱いが随分と控えめなのが根拠にもなろう。2013/09/29

ソノダケン

4
『座頭市』の映画化を任されたとき、北野武は勝新太郎版をビデオで数本見ただけだった。東映ヤクザ映画世代だから縁がなかったのだろう。たけし版座頭市の殺陣は、彼の現代アクションと同様にボクシングの要領で暴れる。刀でワンツーを決めるのだから斬新だ。『元気が出るテレビ』で組んだ松方弘樹に批判されるが、それだけ破壊的だったわけだ。斯様に北野映画は興味ぶかい題材であり、本書も貴重な資料に違いないが、話はとりとめもなく食い足りない。たけしはまだ語り尽くされてない。2015/12/08

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