内容説明
広大な実験施設で大量のエネルギーを投入し、加速した粒子同士をぶつけて壊す。何のために?それは万物の成り立ちの究極理論を実証するためだ。素粒子物理学と呼ばれ、数々のノーベル賞学者を輩出するこの学問は、20世紀初め、原子の構造の解明に頭を悩ませた学者が、波でも粒子でもある「量子」を発見したことから始まる…理論と実験の最先端でしのぎを削る天才たちの肉声で構成された、決定版20世紀物理学史。
目次
1 波と粒子(くり返す始めと終わり;ボーアの登場;ハイゼンベルクら若手の台頭 ほか)
2 粒子と場(ディラックと量子場の登場;無限大;シフト ほか)
3 弱い力(対称性;弱い力)
著者等紹介
クリース,ロバート・P.[クリース,ロバートP.][Crease,Robert P.]
1978年にコロンビア大学にて哲学博士号を取得。現在ストーニー・ブルック大学哲学教授。専攻は科学哲学史、芸術哲学、現代哲学
マン,チャールズ・C.[マン,チャールズC.][Mann,Charles C.]
科学ジャーナリスト。アトランティック・マンスリー、ワイアード、サイエンス各誌の記者を務める
鎮目恭夫[シズメヤスオ]
1925年生。1947年東京大学理学部物理学科卒。評論家・翻訳家
林一[ハヤシハジメ]
1933年生。1958年立教大学理学部物理学科卒。昭和薬科大学名誉教授
小原洋二[コハラヨウジ]
1942年生。1972年東京大学大学院理学系研究科物理学専門博士課程修了。2007年12月まで日本大学生物資源科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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根雨一郎