内容説明
「会社に行きたくない」「人とうまく話せない」「部下が無能で困る」「嫁と母親の仲が悪い」「愛人との関係がこじれた」―よくある話だが解決は難しく、他人には相談しづらい。サラリーマンなら、そんな悩みを一つや二つは胸に抱えているはず。そこでプロの臨床心理士がサラリーマンの悩みを徹底分析し、深層心理まで踏み込んで相談にのります。読むだけで疲れた心が少し楽になる、サラリーマンのためのスタミナ本。
目次
会社に行きたくない
職場の人間関係に悩む
昇格したくない
単身赴任で困った
会社を辞めたい
家に帰りたくない
子どもとの断絶
嫁・姑の確執
妻とのセックスが苦痛
愛人ができた
オフィス・ラブで困った
異常な性への傾斜
他人が怖い
結婚できない
酒が止められない
夜眠れない
著者等紹介
小川捷之[オガワカツユキ]
1938年~1996年。1962年東京教育大学心理学科卒業、同大学院修了。教育学博士。横浜国立大学教授を経て、上智大学教授を務める。1970年、東京・大森に山王教育研究所を設立し、心理療法に携わるかたわら、フロイトの精神分析学やユングの分析心理学に関するセミナーを主宰。臨床心理士の有資格者のユニオンである「日本臨床心理士会」の代表幹事も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臨床心理士 いるかくん
49
会社に行きたくない、転職したい、職場や家庭での人間関係がうまくいかない、愛人ができた…等々。サリーマンの悩みにユング派の臨床心理士が応える(著者はすでに故人)。語られた悩みや困りごとというものは、実は本来持っていて内在化されていた問題が顕在化されてきたものであることがしばしばあり、著者が思いもよらぬ問題点を指摘し、今後の可能性を探る言葉にはとても重みがある。2014/11/14
もりの
4
人生のしんどさを自分の成長の糧にする。依存行為にはやめる覚悟を持って行動する。それがなくても他に楽しいことはあるから、外に目を向けること。2019/11/04
豆ぽち
4
質問に対して回答の論点がずれてるように感じる部分もある。問題そのものの解決策というよりは、問題の原因をしっかり考え自分の心を見つめなさいという内容。悩み解決に近道なしといった感じか。2010/07/24
Humbaba
1
現代,悩みを抱えていない人はいないと言って良いほどに,ほとんどすべての人が悩みを抱えている.ただ悩むだけではなくて,カウンセラに相談すれば,物の見方を変えられるようになるだろう.2010/06/29
いちみ
1
、、、ほんと行きたくないよね実際2008/06/18