ハヤカワ文庫
こぐれの家にようこそ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 128p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150502973
  • NDC分類 597
  • Cコード C0195

内容説明

「家に馴染むということが、居心地のいい場所を手に入れるための最良の方法」という著者が、農村の家で過ごした子ども時代から、東京の風呂なしアパートやパリのアパルトマンでの思い出、夫婦でアイデアを出し合ったユニークな一戸建て建築体験など、十数回の引っ越し遍歴を語る。不動産めぐりのコツ、家具の選び方、ファッションや食のあれこれなど、その時々の生活スタイルにあった日常の楽しみ方を紹介する極上のエッセイ。

目次

1 東へ西へのやどかり生活 in Tokyo(東京スタイル、埼玉スタイル;引っ越し人生はこうしてはじまった;まだまだ続く風呂なし生活)
2 引き算の時代 in Paris(パリ・住みはじめ;共同生活もままならず;蜜月は長くは続かない)
3 ゆったりした暮らし in Tokyo(地味に始まったフランス帰りの生活;ちょっとだけ飛躍;青天の霹靂・自分達が家を買うなんて)
4 築100年! in Paris(予定外の買い物;憧れのアパルトマン)
5 新しいわが家 in Tokyo(初めての挑戦・自分たちの家造り;こぐれの家にようこそ)

著者等紹介

こぐれひでこ[コグレヒデコ]
1947年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業後、パリに渡航。下積み生活を経て帰国し、独自の洋服ブランド2C.V.を立ち上げる。1985年『流行通信』で連載を開始して以来イラストレーター、コラムニストとして活躍。料理好きが高じてグルメ関係の雑誌や、生活スタイルに関するエッセイを多く発表。自由でおしゃれなライフスタイルにファンが多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メイ&まー

12
テレビでお宅とともに暮らしぶりが紹介されているのを拝見して以来のファン。彼女のごはん日記を読むのも日課。とにかく興味惹かれるお家なので写真がたくさん載ってればなあと思って手を伸ばした本書。実際は現在のお家に行き着くまでの引越し遍歴が主でちょっと肩透かしだったけど。しかしまあ若い頃は結構やんちゃな女の子だったみたいですね(笑)。見た感じ某アンナ嬢みたいな雰囲気のお嬢さん。。そしてこの本が出て10年くらいになる今現在どうやらまた移住の準備中のご様子。本当、変化を恐れないバイタリティのある方だなあって思います。2014/02/06

てくてく

6
こぐれさんが住んできた部屋や家たちをつづったもの。フランスにも部屋を持ってみたり、インテリアにこだわってみたりと、余裕があればやってみたいなという感じを持った。2016/06/22

barabara

6
好きだわ〜、こぐれさんの家。逆立ちしても真似出来ない先天的なセンス、それは毎日のお料理を見ても万人が理解する本人しか持ち得ないセンスなのだけど。毎回見る度にため息が出てしまう。現地にて調達したモロッコタイル、素敵…あのテラスも!もし私が同じ事を提案したら、寝言言ってんなよ、とか言われそう…。センスと趣味と価値観がピッタリ合うと、老夫婦の暮らしも数段上質なものに思えるんだな。モロッコタイルをそのまんま真似されてプチムカつき、分かるなぁ。2014/10/20

はななん

2
久々の再読ですが、本当にいい本!別の雑誌で、実物の最後の家をみたことがあるのでますます楽しめます。ミニマリストとは正反対で、息苦しくないおうちの話でホッとできます!2017/11/07

non

2
こぐれさんのお家やお部屋、不動産巡りにまつわるお話。これを読んでると引越しやリフォーム意欲が湧いてくる。センスのいい方が羨ましい。2017/03/08

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