ハヤカワ文庫<br> 潜水艦戦争 1939‐1945〈上〉

ハヤカワ文庫
潜水艦戦争 1939‐1945〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150502157
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0122

内容説明

1939年9月の第二次大戦の勃発時に、ドイツの保有するUボートの数はけっして十分ではなかった。しかし、後に一種の伝説となった「狼群」の活躍はどのようにして生まれたのか。一方、航空機を搭載する大型潜水艦を用い、広大な太平洋を舞台として戦った日本の潜水艦の活躍はどのようなものだったのだろうか。第二次世界大戦時のドイツ、日本を始めとして、英、米、仏、伊、ソ連など各国潜水艦の戦いを詳細に描く傑作戦記。

目次

1 開戦当時の潜水艦隊
2 イギリス周辺での初期の戦闘
3 スキャパ・フローの雄牛
4 ノルウェーの戦い(1940年4月~6月)
5 大西洋の戦い
6 大西洋における戦闘
7 地中海の潜水艦(1940年~1942年)
8 太平洋の戦い
9 太平洋の戦い―日本の上げ潮(1941年12月7日~1943年3年8月)
10 ミッドウェー
11 アリューシャン方面の潜水艦
12 大西洋の戦い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dongame6

4
WW2における連合国、枢軸国の潜水艦戦について大西洋、地中海、太平洋と広範に渡って書かれている。範囲が広い分各々の記述については詳細を期待出来ない。各国潜水艦部隊についての概要に触れた後、開戦から時系列に従って潜水艦戦の推移を描いている。内容としてはドイツの潜水艦戦、特にデーニッツの指揮ぶりについて多く触れている。他の国については主に各潜水艦単独での視点でどんな戦いを各艦長が経験したかという戦術的内容が多い。日本の潜水艦戦については仏語に翻訳された本を基にしているのか疑問符が付く所が多い。2012/05/08

Cornelius

3
ペイヤールの本は事実を淡々と積み上げてゆくスタイルでありながら、資料の列挙で終わっていないところがよい。当時の潜水艦事情がよく分かる。 2013/04/07

げんさん

2
イタリア、ポーランドといった小国の潜水艦の活動についても触れられていて貴重だったが、内容が広範に及ぶため、やや冗長だった2012/04/24

kamekiti-tv

2
ドイツのUボート、ナチスの話は本当!?それはともかく、それほど優れてはいなかったUボートがひとりの提督の出現で突然威力を発揮し始めた部分に、現代の日本再生のヒントや学ぶところがあったりして!?なーんてことも考えてしまう。2011/07/19

アリャー

1
第二次大戦時代の世界中の潜水艦を浅く広く扱っているので、潜水艦の入門書に最適かと思いきや、潜水艦の仕組みも含めて、ある程度の事前知識を要求される部分も多かった。著名な提督や司令官をある程度知っている必要性を感じたし、戦略的な説明を理解するには、世界地図を把握している必要もある。せめて、地図が紙上に書いてあれば理解しやすかったのだが・・・。しかし、タイトルの通りに大戦の潜水艦戦争の推移については詳しく書かれているので、そういう部分について知りたいのなら良書だと思う。2015/01/19

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