内容説明
本書の舞台は都心の平凡な住宅街にあるなんとはない小さな庭。ところが、この庭にはなぜか驚くべき種類の生命が息づいている。訪れるさまざまな鳥たち。棲みついているガマ、クモ、ドジョウ、昆虫。鳥が落とした種子が生長した草木。４０年間の観察メモをもとに都会で見られる生き物の変遷、だれもができるウォッチングの秘訣、動植物との心温まる交流をユーモラスに描く好著。
目次
春
夏
秋
冬
その後の小さな庭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AR読書記録
4
80歳の頃に出版した本を90歳を超えて加筆、改訂。すごいなー。というのは中身と関係ないからおくとして、でもすごいなー。愛情を注ぐのは猫や小鳥といった（一般に）かわいらしい生き物たちだけでなく、ヒキガエルだってわけへだてなく。カエルちゃんの冬眠時期に引っ越さねばならなくなったときは、そっと掘り返してまで連れていく。ほっこりしました。（さらっと読み終わってしまったので、感想もさらっと...）2015/04/19
