内容説明
すべてはこの本が始まりだった。皇太子との愛なき結婚生活、王室での孤独と不自由な日々、何度も自殺を試みるほどの苦悩、そしてそんな中での、一人の若き女性としてのさらなる成長。プリンセスの隠された素顔が全世界に初めて伝えられたとき、ダイアナの運命は一変し、イギリス王室は根底から揺り動かされた。文庫化に際して、二人の別居以降の経緯のすべてを加え、新版とする。果たしてダイアナは新しい道を選ぶのか。
目次
「これはほんの始まりです」
「私は男の子に生まれてこなければいけなかったのです」
「『殿下』と呼びなさい」
「私はとんでもない希望を抱いていたのです」
「あれはみんな、助けをもとめる必死の叫びだったの」
「あなた、私、もうだめ」
「人生を見る目が変わりました」〔ほか〕