感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
小さい頃から大好きだった本です。もう何度読み返しているかわかりません。最初に買った本はとっくの昔に擦り切れてなくなり、今は図書館から定期的に借りてきているんですが、未登録だったとは…もう血肉みたいになっているからなあ。何度読んでも同じところで吹き出し、何度読んでもヨークシャープディングのところでよだれを流し、何度読んでも発見がある。いい加減原著を読んでもいいかもしれない。2017/10/27
たまきら
29
またよんでます。大分貴族やらイギリス、スコットランド、アイルランドの違いやステレオタイプがわかってきたので、そんな側面を楽しみました。下巻はそうそう、ロマンスだったんでした。あまりにすべてがうまく行かない彼のロマンス。ふきだしてしまいました。2019/07/30
扉のこちら側
9
英国の片田舎の新米獣医ヘリオット先生の毎日は動物と人々への愛情とユーモアがあふれて…あふれっぱなし(笑)優秀で短気なボスのファーノン先生、その弟で怠け者で女の子大好きな獣医学生トリスタンとの愉快な三人暮らしににやにやがとまらない…トリスタンが出てくる度に色々やらかしてファーノン先生をキレさせてくれるものだから。シリーズ続巻から読みはじめてしまったから、三人の出会いで始まるこの巻を楽しみにしてた。「動物がまったく予断を許さない生きものであるからには、ぼくたちの生活も予測できるわけはないんだ。それはささやかな2012/05/20
ホームズ
7
まさに『奮戦記』でしたね(笑)田舎のお医者さんって大変ですね〜(笑)みんな個性的な人や思わぬ事件があったり(笑)田舎の人って凄いな(笑)笑える話やちょっと悲しい話色々ありますね(笑)パンフリー夫人とトリッキいいです(笑)ファーノン先生とミス・ハーボルトの戦いもいいですね(笑)とりあえず下巻も楽しみだ(笑)2009/10/17
YOS1968
4
グラスゴー出身の獣医である著者の自身の体験を基にした小説。イングランド北部、ノースヨークシャー地方の架空の町「ダロウビー」に開業したヘリオット先生。イギリスの田舎町で泥まみれ汗まみれ、いろんなものに塗れながら奮闘していく。動物に携わることは容易いことではないけれど、ユーモアにあふれ、生き物に向ける優しい視線が素晴らしい。2010/01/25