出版社内容情報
極寒の強制収容所に捕らわれたゾーヤを救うため、グレイマンはロシア入国を目指し、脅迫や賄賂、殺人などあらゆる手を尽くすが!
【目次】
内容説明
暗殺者グレイマンことジェントリーは、ロシア国内にとらわれている恋人で元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤを助け出すべく、東欧各地で死闘を繰り広げていた。ゾーヤの監禁先が旧ソ連時代にヤヴァースに建てられた矯正収容所IK‐2であることを知った彼は、反ロシア政府派の人物の協力を得てロシア入国のための行動を開始する。だが、道中でGRUの襲撃を受け…。グレイマンの決死の救出劇が幕を開ける!
著者等紹介
グリーニー,マーク[グリーニー,マーク] [Greaney,Mark]
アメリカの作家。国際関係・政治学の学士号を持ち、スペイン語とドイツ語に堪能。『暗殺者グレイマン』の取材で数多くの国を旅し、軍人や法執行機関関係者とともに銃火器使用・戦場医療・近接戦闘術の高度な訓練を受けた。〈グレイマン〉シリーズは好評を博し、映画化された
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayumi
21
ゾーヤ救出のために鬼と化すジェントリー。一方、被疑者扱いながら、監視する者達と打ち解けるザック。正に陰と陽の二人…。マット・ハンリーもジェントリーを助けようと動く。ハンリーいい奴だ。CIA本部長のワトキンズがムカつくので、こいつ失脚すればいいのにと思いながら下巻へ。2025/12/25
わたなべよしお
14
もう冒頭から面白い。今作は言うことなしだね。上巻だけで、十分に楽しんでいる。ザックもいい味、出しているし。さっさと下巻に行きま~す。2025/12/26
まりちゃん
1
新刊がやっと出た。発売までの楽しみは、米国の政治状況を注視すること。気狂いの大統領がCIA長官をすげかえ、(黒人女性の)アンジェラと(おでぶの)マシューはカッコ内の理由で解雇というのは、いまや現実的すぎる。グレイマンのさすがの愛国心もなくなり大統領暗殺に走るとか。。。でもそんな話だと米国内の販売数が激減するし発禁になるかもだから、まずはロシアと中国よね。なんて考えてたわたし。ソ連・ロシア下で反体制運動をした女性達の本を並行して読んでいたので、監獄が怖くてはらはらした。下も読んじゃうとまた1年待つんだよね。2025/12/25




