出版社内容情報
家族とともにガーナに派遣された米国国務省のジョシュ。だが、中国の策略により家族に危険が迫る。彼が守るべきは家族か、使命か
【目次】
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
76
グリーニーの新作でシリーズ2作目です。初期のころのグリーニーに比べると若干タネが尽きてきている気がしました。初期の暗殺者シリーズは本当に楽しめましたが、最近の作品は先が読めてしまう気がします。最初に主人公が足を亡くした傭兵時代の上司が悪夢に出てきて眠れない状況が示されます。奥さんと子供が二人いてということで、アフリカのガーナの政争に巻き込まれていきますが最後は私が予想したとおりになりました。2025/07/23
西村章
3
上下巻を二日半で一気に読了…したので、面白く読んだことは間違いないんですが、グリーニーなので勝手に期待のハードルを上げてしまっているのか、あるいは単にそのときの気分の問題なのか、シリーズ一作目と比較すると特に後半の展開がやや大味かなあという印象がありました。途中までは「おお、これはグリーニー版『ホワイトアウト』+『ナヴァロンの嵐』+『高い砦』か!?」と思いながらページを繰っていたのですが、シリーズ一作目の怒濤の展開と比べると終盤のアクション倍々増量感に欠けるかなあ、みたいな。贅沢な不満だとは思うんですけど2025/07/22