出版社内容情報
オズの国の悪い魔女と善い魔女は、かつて親友だった。だが、二人の大学で起きた殺人事件が人生を分ける。同名ミュージカルの原作
内容説明
オズの国にドロシーが来る数十年前、一人の赤ん坊が生まれた。緑の肌をもつエルファバ。愛に飢えて育った彼女は、大学でガリンダという女性に出会う。何もかも違う二人は反発するが、やがて友となる。そのとき事件が起こる。それは国中を揺るがす騒動となり、彼女たちに問う。魔法使いの支配に従うか、すべてを捨てて闘うか。エルファバが選ぶのは―。『オズの魔法使い』を魔女の視点から描いた、同名ミュージカルの原作。
著者等紹介
マグワイア,グレゴリー[マグワイア,グレゴリー] [Maguire,Gregory]
1954年、ニューヨーク生まれ。小説家。1978年に児童書The Lightning Time(未邦訳)でデビュー以来、子ども向けと大人向けの作品を数十作執筆。児童文学の古典『オズの魔法使い』に着想を得て、前日譚である本書『ウィキッド』を1995年に発表。2003年にはミュージカル化され、世界的ベストセラーとなり、今なお愛読されている
市ノ瀬美麗[イチノセミレイ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
18
劇団四季のウィキッドの大ファンで、舞台は何度観たのか数えきれないほどです。そして、先週上映開始となった映画版ウィキッドにも、2度行きました。そのミュージカルの元になっている小説とのことですが、イメージした物と全く違っていました。感想は下巻読了後に!2025/03/12
たゆ
10
劇団四季のウィキッドの原作とのことで読みました。華やかな舞台を想像して読み始めると何だか予想していなかった暗い雰囲気だし、解説にもある通りあからさまで卑猥な表現に驚き辟易…。後に西の魔女と呼ばれるエルファバの誕生から、大学での後の北の魔女グリンダとの出会いとほんのひとときの青春、そして2人の運命を分ける事件。エルファバの一生をドロシーがやって来る下巻まで見届けます。2024/08/10
さな
5
夏の舞台の予習のために購入。なんとなく「大切な1人のために戦うか、みんなに愛されるために戦うか」みたいなストーリーを想像していたら全然違ったので驚いた。政治的な背景とか差別とか絡んできて、ファンタジーなのに魔法要素がほとんどないのが斬新というかすごい。多分だけどミュージカル版とは違うんだろうなということは分かる。それでもエルファバとグリンダがお互いを理解して仲を深めていく過程が魅力的だった。エルファバがグリンダと別れるシーンがとにかく印象に残る。読みにくいところもあるけど、とても好きな作品。2024/06/09
まつり
4
ミュージカル好きな友達に誘われて見た映画『ウィキッドふたりの魔女』に感銘を受けて、字幕版を見てすぐ吹き替え版を見、そしてこの原作本を読んでいる。私は四季のミュージカルも観ていないから、つづくで終わった映画の先が知りたくて原作を読んだが、名曲を歌い上げるエルファバが箒に乗って高く舞い上がる感動的なラストからは考えられないほど、地味で鬱鬱とした物語だった。有名なオズの魔法使いからこんな話を書いた作者も、それをミュージカルにしたエンタメ界もどちらも忖度なく自分好みの作品を作ったのはアッパレとしか言いようがない。2025/05/08
akubi@中四国読メの会参加中
4
映画とはちょっとちがうとこもある。ミュージカルもめちゃめちゃ観たい2025/05/07