内容説明
愛する妻子を失ったリースは事件の背後に隠れた者たちを必ず葬ると決意する。特殊部隊で培った戦闘技術や人脈を徹底的に駆使してターゲットをひとりひとり追いつめては「リスト」から名前を消していくリース。だが脳に潜む腫瘍が徐々にその体を蝕む。はたして彼は復讐を遂げることができるのか?マーク・グリーニーやスティーヴン・ハンターをはじめ、現代冒険アクション小説の名手たちから激賞を浴びたシリーズ第一作。
著者等紹介
カー,ジャック[カー,ジャック] [Carr,Jack]
元アメリカ海軍特殊部隊SEALの隊員。チーム・リーダー、小隊長、部隊長、任務隊隊長として、さまざまなSEALの部隊を率いてきた。海軍特殊戦で20年を超えるキャリアを積み重ね、2016年に除隊。2018年に『ターミナル・リスト』で小説家としてデビューした
熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猿吉君
78
とんでもなくタフな男がこれでもか!とえらい目にあってブチ切れる、そんな冒険小説でした!①いくらなんでもリースが悲惨な目に遭い過ぎます、私なら復讐の3歩手前で心が折れてました。②ほぼ最新の特殊部隊シールズの実態が書かれていてワクワクします。③ちょっと敵方に魅力が少ない、やられると判っているけどもう少し強い方が良かったかも。④味方のサブキャラはもうちょっとシリーズが進むとしっくりしてくるのかな。点数80/100→リースが強すぎるのと復讐する時にちょっと敵が弱い以外は楽しめました、次回作に期待大です!2022/10/07
ナミのママ
58
この時期に銃による復讐作品を読んでしまった後ろめたさはあるものの、これは面白かった!上巻でこれでもかと理不尽なやり方をされたリースはリストアップしたターゲットを1人ずつ消していく。淡々と書かれているが戦闘シーンはリアル(過ぎる)。使用される武器の説明がしつこいのは一般人にわかるようにかな。思わずwikiで調べてしまった。全体的に文章に感情がこもらないのでサクサク読み進められるかわりに深みはなかった。そんな事より復讐の凄まじさに圧倒される。シリーズ一作目だが次作は復讐じゃないよね?少佐に戻る?2022/07/17
tom
26
悪い連中を殺しつくして、めでたしめでたしという物語。マーク・グリーニー絶賛という帯を読んで期待したのだけど、この本はたぶん30点級だと思う。まあ、「キング絶賛」という帯に何回も騙されてきたから、いつものことと笑うしかない。どうして30点級?と問われたら、答えるのは難しい。でも、グレイマン・シリーズを読むときの喜びは見当たらなかった。ちなみにこの本3700冊目。キリのいい数字なのに、30点だったのがちょっと残念。2022/10/01
か
25
ジャーナリストや親友たちの助けを借りて敵を追っていく。黒幕が誰か分かり、リースはリストを作り着実に始末していく。圧倒的にリアルな緊迫感があった。一歩間違えると残虐な犯罪者になり下がる主人公だが、人物造形が良いので好意を持ったまま復讐劇のスリルを読み終えた。まえがきにあるように元SEALはフィクションであっても、国防総省に提出し、検閲部分が黒塗りされたままあったのが、凄いなと思った。2024/01/19
み
25
下巻の早い時点で、経緯が判明したので、リースに肩入れして楽しみました^ ^ホントにあってもおかしくないかも…。そして、シリーズ化されてて五作もあるとは!リースは、どんな立場なんだ?マルコの仲間?続編も翻訳して欲しいです。2022/10/08
-
- 和書
- ベンチャーキャピタル全史