出版社内容情報
マフィアの息子レオと、銀行員の息子マルチェッロ。かけがえのない友情で結ばれた二人は数奇な運命によって翻弄されていく……。
内容説明
ナポリの犯罪組織カモッラのメンバーの父とイタリア系アメリカ人の母を両親に持つレオ。銀行員の父と専業主婦の母という典型的な中流家庭に育ったマルチェッロ。本来なら交わるはずのないふたりの人生が出会ったとき…太陽と海と犯罪の街ナポリを舞台に、それぞれのルーツ、家族の歩んだ道のり、降りかかる幾多の試練など30年に及ぶ数奇な軌跡を、精緻なモザイク画のごとくに描き出したポルタ・ドリエンテ文学賞受賞作。
著者等紹介
ヴィルジーリオ,マッシミリアーノ[ヴィルジーリオ,マッシミリアーノ] [Virgilio,Massimiliano]
1979年、イタリア、ナポリの生まれ。大学では教育科学を専攻し、長年ソーシャルワーカーとして働いたのちに、作家、脚本家、ジャーナリストに転身した。2008年発表Pi`umale che altro(限りない悪)は、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州ゾッカの文学賞、および国営放送のラジオ書評番組『ファーレンハイト』において最優秀作品賞の候補となった。2014年発表の2冊目の小説Arredo casa e poi m’impicco(家を飾ってから首を吊る)でアレーナ賞を受賞。2017年に発表された『見捨てられた者たち』もポルタ・ドリエンテ文学賞を受賞し、コルティーナ賞の最終候補作にも選ばれてベストセラーとなった
清水由貴子[シミズユキコ]
上智大学外国語学部卒、英語・イタリア語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ナミのママ😴休憩中🏥
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