ハヤカワ文庫NV<br> スパイたちの遺産

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150414603
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

引退した元スパイのギラムは、冷戦期のある作戦の因縁で、英国情報部に呼び出される。半世紀を経て放たれた『寒い国』の続篇!

内容説明

引退生活を送るピーター・ギラムは、かつて所属していた英国情報部から呼び出された。冷戦期の射殺事件の遺族が、親の死亡原因は英国情報部、そしてギラムとその師スマイリーにあるとして訴訟を起こすというのだ。厳しい追及を受け、ギラムはやむなく極秘資料を渡すが…。やがて明かされる衝撃の事実とは?名作『寒い国から帰ってきたスパイ』『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』の続篇!

著者等紹介

ル・カレ,ジョン[ルカレ,ジョン] [le Carr´e,John]
1931年イギリスのドーセット州生まれ。オックスフォード大学卒業後、イートン校で教鞭をとる。東西冷戦期にイギリスの諜報機関MI5に入ったが、MI6に転属し、旧西ドイツのボンにイギリス大使館の二等書記官として赴任、その後ハンブルクの総領事館に勤務した。1961年に『死者にかかってきた電話』で小説家としてデビュー、第三作の『寒い国から帰ってきたスパイ』(1963年)でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長篇賞と英国推理作家協会(CWA)賞ゴールド・ダガー賞を受賞した。『スクールボーイ閣下』で1977年CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞。1984年にはMWA賞の、1988年にはCWA賞の巨匠賞に輝いている

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MJ

15
引退後フランスブルゴーニュで暮らしていたピーター・ギラムは、ある日、英国当局に呼び出され、スパイ人生の総括を強要される。元スパイと噂されるル・カレが齢86歳で書いた集大成作。場面は現在と過去を頻繁に行き来する。ロンドンの街並み、そこで生きる人々。頭の中いっぱいに、そして胸いっぱいに、ロンドンが広がる。ページをめくる度に鳥肌だー。2020/07/01

bapaksejahtera

14
スマイリー三部作を初め著者作品は難解である。この難解さは、作品がケンブリッジファイブは愚か、英国人の社会常識を前提にしている以上やむを得ない。しかしこれ迄の作品、登場人物の説明バランスの悪さが気になっていた。これも本書を読んで多くが氷解する。スマイリーが推理小説の主人公となる「高貴なる殺人」を含めて。多少の矛盾はあるようなのだが、61年の「死者にかかってきた電話」から86歳時の本作まで、一貫したドラマが構成されているのだという。これを頭に入れ、一気に読まないと十分な理解は難しい。いずれトライしたいが。 2022/06/08

sine_wave

10
ル・カレ初読み。なので当然、「寒い国から帰ってきたスパイ」「ティンカー・テイラー」を読んでいない。読後感としては的を外してしまったかもしれない。とにかく、スパイの世界の嘘を絡めた物語は複雑怪奇というところが中心。2020/04/06

かんとり

9
大昔に読んだル・カレ。 「寒い国」「スマイリー3部作」は難読だった。しばらく遠ざかっていた。 が、この「遺産」、面白い! 難解度は下がったが、これは自分が年をとったせいだろうな。 現在、過去、一人称、セリフ言い回し、頭を切り替え文章を追うのがやっとだが、 「寒い国」、「ティンカー・テイラー・」を再読すればきっと面白さ倍増しだろうね。 2020/10/07

暇粒史

4
わかりにくい。何がすごいのかもわからない。何より『寒い国から帰ってきたスパイ』の内容が思うろ覚え…読み直すか2019/11/20

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