出版社内容情報
カンヌ映画祭「ある視点」賞受賞映画の原作である表題作をはじめ、北欧ホラーの旗手、リンドクヴィストの手腕を堪能できる短篇集
内容説明
罪や不安を嗅ぎ取る能力を活かしスウェーデンの税関で働くティーナはある日、虫の孵化器を持った不思議な男と出会う。彼の秘密が明らかになるとき、ティーナが出会う新しい世界とは…映画原作である表題作のほか、『MORSE―モールス―』番外篇の「古い夢は葬って」、集合住宅に這い寄る恐怖を描く「坂の上のアパートメント」、高齢女性の明るくも悲しい犯罪譚「マイケン」など、現実と異界の境界を問う11の物語。
著者等紹介
リンドクヴィスト,ヨン・アイヴィデ[リンドクヴィスト,ヨンアイヴィデ] [Lindqvist,John Ajvide]
1968年、スウェーデン・ストックホルム郊外のブラッケベリ生まれ。マジシャン、スタンドアップ・コメディアンとして12年間活動したのち、2004年に長篇『MORSE―モールス―』(ハヤカワ文庫)で作家としてデビュー。同作はスウェーデンで自身の脚本により「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008)として、またアメリカで「モールス」(2010)として映画化された。「スウェーデンのスティーヴン・キング」と呼ばれる人気作家である。「ボーダー―二つの世界」は自身の脚本で映画化され、2018年カンヌ国際映画祭で「ある視点」賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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