ハヤカワ文庫NV<br> スターリンの息子〈上〉

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ハヤカワ文庫NV
スターリンの息子〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150414528
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

消えた恋人、出自の謎。ロシアへ飛んだマックスを待ち受けるのは、巨万の富と権力でソ連の復活をもくろむ元スパイの陰謀だった!

内容説明

1996年2月、ストックホルム。シンクタンクで働くマックスは、音信不通になった恋人パシーの身を案じていた。彼はパシーの住むサンクトペテルブルクへ飛び、そこで、彼女がロシアで急成長している携帯電話会社の技術について情報収集をしていたことを知る。この企業とパシーの失踪には何かかかわりがあるのか?ソ連崩壊直後のロシアと第二次世界大戦末期のスウェーデンを舞台に繰りひろげられるサスペンス長篇、開幕!

著者等紹介

エスターダール,マルティン[エスターダール,マルティン] [¨Osterdahl,Martin]
スウェーデン・ソーレントゥーナ地方出身。ウプサラ大学で中・東欧史と経済学、ロシア語を修めた後、スウェーデンのテレビ局でプロデューサーとして働く。現在はメディアの講師をしつつ執筆活動をおこなっている。作家としては『スターリンの息子』がデビュー作

鵜田良江[ウダヨシエ]
1970年生、九州大学大学院農学研究科修士課程修了。ドイツ語翻訳者。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

71
まだ上巻を読む限りだが、今後の展開を期待させる面白いストーリーだった。ソ連崩壊の4年後、主人公のマックスはストックホルムのシンクタンクの社員として働いていた。サンクトペテルブルクで会社の駐在員をしていた恋人のパーシーの消息が分からなくなった。現地で捜索を始めるが、そこで彼女がロシアで急成長している電話通信企業の技術について情報収集をしていたことを知る。パーシーは無事なのだろうか?そして、時折挿入される1943年のストックホルムの物語。これがこの先どう繋がるのか興味は尽きない。早速下巻に入ります。2019/07/08

蝉の一生

2
何やらロシアのウクライナ侵攻に通じるような背景を感じる物語。中立を国是としながらも、地政学上からも、ロシアへの警戒を怠らないスウェーデンの姿が垣間見えます(ご存じようにウクライナ侵攻でNATOに加盟するという歴史的転換を果たしましたが)。これからどう展開するのかドキドキしながら、下巻へ。2025/01/12

泉 勇一郎

2
面白いか?面白くないか?実はまだ、全然わからないのだけれど、取り敢えず下巻は注文しました(笑)2020/02/02

かつきち

0
ちょっと時間がかかったけど、上巻読了。 場面転換が多く登場人物も多く状況がわからなくなりかけだけど、上巻最後あたりで整理されて良かった。2019/09/01

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