出版社内容情報
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著・文・その他
内容説明
プロの強盗のフィンは仲間とともに大規模な列車襲撃を決行した。万事順調だったが、なぜか急襲してきた警察に逮捕され一同刑務所へ…七年後、娑婆に出たフィンを大仕事が待っていた。獲物は希少金属ロジウムの山、総重量約一トン。鉄道基地にある難攻不落のハイテク倉庫が相手だ。しかしフィンに秘策あり。仲間を集め、準備を進めるが、彼らが予想もしないところで完全想定外の事態が進行していた!痛快ケイパー小説。
著者等紹介
クーパー,マイク[クーパー,マイク] [Cooper,Mike]
本名マイケル・ウィーセク。マサチューセッツ工科大学スローン経営学大学院で学位を取得後、ボストンの交通局や投資信託会社で働く。2005年に本名で発表したExit Strategyをはじめ、これまでに3作の長篇がある。2006年にはアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)のシェイマス賞最優秀短篇賞を受賞。『ダウンサイド強奪作戦』は長篇第4作で、ミステリ評論家オットー・ペンズラーが主宰した電子書籍コンクール(Best eBook Original Mystery Novel Contest)で最優秀賞25,000ドルを獲得した
公手成幸[クデシゲユキ]
1948年生、1972年同志社大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tai65
3
星4つ2019/01/25
ジョニー
3
登場人物たちに魅力がなく、強奪のアイデアも陳腐、商品相場について得意げに語られてもそんな事は承知だって。2018/04/19
jake
2
3.02018/05/13
まぶぜたろう
1
ガテン系作戦にはアイデアが乏しいし、どんでん返しも容易に推測できる。敵役(この場合、警察)に紙数を割くほど、丁々発止のやりとりがあるわけでもないし、時に冗長。 と、読み終えた後の文句はいろいろあるものの、真っ向勝負なケイパーもの、定番の展開、サクサク快適な文章が実に楽しい。やっぱケイパーものはミステリーの華だね。(○○○●●●)2018/03/15
marb21
0
仕事師達によるロジウム強奪作戦。大好物なジャンルですが、今ひとつです。読解力不足のせいか、計画がしっかりイメージできません。そして、ラストの結末もおおよそ予想通り。なにより、仕事師達の魅力が今ふたつというところでした。2021/03/13