出版社内容情報
赤狩り旋風が吹き荒れるNYの片隅で、一人の男が拷問・惨殺された。事件を追う刑事が味わう謀略と裏切り。真実はどこにあるか?
内容説明
アメリカ全土に赤狩りの嵐が吹き荒れ、不安と恐怖が人々を支配している時代―市警の刑事キャシディは奇妙な殺人事件にぶつかった。ブロードウェイのダンサーが自宅の安アパートで拷問を受けて殺されたのだ。彼の部屋には収入に不釣り合いな高級家具があり、どうやら不法な金づるを握っていたらしい。だが捜査を開始したキャシディにFBIがストップをかける…冷戦下のニューヨークを舞台にした歴史ノワールの会心作。
著者等紹介
テイラー,デイヴィッド・C.[テイラー,デイヴィッドC.] [Taylor,David C.]
ニューヨーク生まれのニューヨーク育ち。その後20年以上にわたってロサンジェルスで、映画やテレビの脚本、製作などを手がけた。その間に短篇小説も発表し、またオフ・ブロードウェイでミュージカルの制作も行なっている。『ニューヨーク1954』は彼の長篇デビュー作で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)のエドガー賞最優秀長篇賞候補となり、ネロ・ウルフ賞を受賞した。ボストンとメイン州の沿岸地方に在住
鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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