出版社内容情報
純真な女子大生アナが惹きつけられた、若き実業家クリスチャン・グレイ。しかし彼はつらい過去を抱え、暗い欲求を持っていた……
E L・ジェイムズ[ジェイムズ イーエル]
池田 真紀子[イケダ マキコ]
内容説明
若くして成功したグローバル企業のCEOクリスチャン・グレイ。才能にあふれるものの心に闇を抱えた彼は、女性との交際において特別な「ルール」を課してきた。だが女子大生アナスタシア・スティールと出会い、恋の経験のない世間知らずの彼女に、思いがけず惹きつけられていく…。世界的ベストセラー『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をグレイの視点から描いた話題作。
著者等紹介
ジェイムズ,E L[ジェイムズ,E L] [James,E L]
ウェスト・ロンドン在住の作家。元テレビ局役員。幼少のころより、小説家になり、読者を魅了する物語を生み出すのが夢だったという。ネットで発表した趣味の小説をベースに書き上げた“フィフティ・シェイズ”三部作は、2012年4月にアメリカの大手出版社から刊行されるや記録的ベストセラーとなった。50カ国以上で出版され、全世界で1億2500万部超を売り上げている。第一部『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、2015年2月に映画化作品が公開され世界中で大ヒットした
池田真紀子[イケダマキコ]
英米文学翻訳家、上智大学法学部国際関係法学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ち~
36
ストーリーを最初からクリスチャン目線で書かれたスピンオフ。本編の第一部では、若くして大企業のCEOという事もあり、歳に似合わず、すべてにおいて達観した人だなぁ、という印象だったクリスチャン。でも、実際はアナのメールに過剰にソワソワしたり、一挙手一投足に一喜一憂したりと全くイメージが違っていて面白かった。ミセス・ロビンソンにもかなり依存している感じも伺える。アナの友人ホセって、とても素晴らしい友人と思ってたけど、最初はとても印象悪かったんだなぁ…。2020/05/25
aki
7
知らない間に続編とサイドストーリーが出てたので、ひとまずサイドストーリーから。小説なんかでの恋愛の裏話は結構気になるタイプだけど、グレイのように少し特殊な癖とかストーリーがあると余計に気になる。フィフティ・シェイズをアナの視点から読んでた時にはわからなかったグレイの葛藤や苛立ちなんかが見えて楽しかった。アナをコントロールしてたように見えて、実は精神的にはグレイが振り回されてたっていう構図が面白くてササッと読み終えてしまった。2017/01/27
こやま
5
クリスチャンからの視点。偉そうに見えていたけど、意外と焦っていたのですね。2017/07/31
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