出版社内容情報
クリスチャンのプロポーズを承諾したアナ。結婚式、ハネムーンと、夢のような幸せと官能に溺れるふたり。でも……。待望の文庫化
内容説明
至上の幸福に浸りつつも、アナは過保護にも思えるクリスチャンの愛と、彼のリッチさに戸惑っていた。クリスチャンの過激なプレイだってもう怖くないし、彼への愛がこの先一生変わることはない。けれど、もしかしてあわてて結婚しすぎたのでは…。そんなとき、ふたりをつけ狙っていた謎の人物の正体が判明する。どうして犯人はアナやグレイにこれほどまでに執着するの…?
著者等紹介
ジェイムズ,E L[ジェイムズ,EL] [James,E L]
ウェスト・ロンドン在住の作家。夫と二人の息子がいる。元テレビ局役員。ネットで発表した趣味の小説をベースに書き上げた“フィフティ・シェイズ”三部作は、2012年4月にアメリカの大手出版社から刊行されるや記録的ベストセラーとなった
池田真紀子[イケダマキコ]
英米文学翻訳家、上智大学法学部国際関係法学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
35
性懲りもなくアナに危害を加えるべく自宅に侵入したジャックはようやく逮捕された。でも何やらまだキナ臭い事はありそう。再びレイラが訪れたり、アナの最愛の父の事故など、緊張の場面はあるものの、中巻はひたすら二人の甘い甘い新婚生活を堪能する一冊。そして親友の幸せも♡クリスチャンの頼みを無視する一方で、仕事の事まで何も教えてもらってない!とか怒ってるアナにちょっとイライラ。アナも、そろそろクリスチャンの過去の女達にヤキモキするのは辞めた方がいいんじゃないか。いよいよ次は物語も最後。ジャックの企みが発覚するのか?2020/05/21
よし蔵
8
なぜ上中下に分割するかな… 官能的なシーンにだいぶ慣れたというか飽きたというか、マンネリ感があるかも。ハイドは捕まったしレイラも落ち着いてきたし、小説としては盛り上がりに欠ける展開。クリスチャンの複雑さや気分の変わり具合あたりをアナが考えることがあるけど、なんだか感情移入もできずさらっと流してしまう。何かしらの落とし所があるのだろうか。2016/04/08
REI
8
現実味は全くないのに、なんとなくリアル。たぶんずっと変わらない調子で書かれているから、日々生きていますっていう感覚に近いのかも。とはいえ、もう一度言いますが、現実味は全くありません( ^ω^ )2016/01/09
こやま
7
時々アナにイラついてしまう。2017/07/24
tsubomi
6
2016.03.23-04.03:この物語がなんとなく物足りないのは、ヒール(heel=悪役)の力不足と存在感のなさかな。ハイドとかレイラはもっと活躍させなきゃ面白くないし、主人公二人にとっての障壁がなさすぎて気持ち的に上がらないんですよね。大金持ちで外見がよくて自分に親切で性的嗜好が一致して家族に祝福されて結婚までしちゃったら、あと目指すものや乗り越えるものがないですしね。主人公に魅力を感じないからというのもありますが。クリスチャンの陰で自己抑制しすぎてる感のあるテイラーが主人公の話を読んでみたいです。2016/04/03
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