内容説明
仲介者の話では、ヴィクターの殺害に失敗した首謀者が、今回の暗殺計画の関係者全員を抹殺しようとしているという。ヴィクターは仲介者に協力し、首謀者の正体とフラッシュメモリーの中身を解明しようとする。だが敵は凄腕の殺し屋を差し向けていた。しかも、ある事情でヴィクターを追うロシアの情報機関が軍事機密の流出を阻むべく動き始めた。壮絶きわまりない戦闘の行方は?期待の大型新人が放つ冒険アクション巨篇。
著者等紹介
ウッド,トム[ウッド,トム][Wood,Tom]
英国スタッフォードシャーのバートン・アポン・トレントで生まれる。書店員、清掃員、工場労働者、スーパーマーケットのレジ系など、さまざまな職業に就いていたが、2010年に『パーフェクト・ハンター』を発表、「ニューヨーカー」「パブリッシャーズ・ウィークリー」などで絶賛された。現在はロンドンで暮らしている
熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
54
お気に入りの読友さん達のレビュー、間違いなし!下巻はさらに面白かった。一気読み!冒険小説好きの方にはお薦め!2020/02/04
Small World
36
上下巻ですが、なんかもう終わるのっ!て感じですね~。終盤の多重抗戦は、誰が追って、誰が追われているのか分からなくなるほど入り乱れて面白かったです。次作以降ににつながる伏線もたくさんあって、楽しみなシリーズです。とりあえず第2弾は刊行されているみたいですが、後書きにある第3弾はどうなってるのでしょう……そんな事も気になるシリーズだったりしますね。2018/07/12
KAZOO
35
上巻に引き続いて下巻も一気読みでした。このような本はあまりないのですが大当たりでした。この作者はまだまだ若いのでこれからさらに楽しみが増えそうです。強敵の殺し屋との対決でまあ主人公が勝っていくわけですが、今後の展開を予想させる最後の終わり方でした。エンターテイメントです。2014/09/15
ネコベス
34
プロの殺し屋ヴィクターは任務を果たした直後次々に別の殺し屋に襲われる。ヴィクターは自分を狙う存在を突き止めるため仲介者のレベッカと協力して首謀者を探る。一匹狼の冷徹な殺し屋ヴィクターがロシアのミサイルを巡る争奪戦に巻き込まれるノンストップアクション小説。とにかくテンポが良く展開が早くて小気味良い。やや都合の良いハリウッド映画的作風だが、派手で軽快なアクションシーンの連続がスリリングで楽しめた。2021/08/18
み
33
さくさくと♪ちょっとだけヒトっぽくなったものの…、やはりグレイマンの方が好きだぁ。そして、次作はどんな展開なんでしょ?で、次作で翻訳は止まってる(^^;今作を忘れない頃までには読みましょう。2020/02/17