内容説明
1998年6月に改正建築基準法が公布され、その後2000年6月までにすべての関連規定が施行されると、建築実務の世界もようやくSI単位の採用へと大きく動くことになった。今回の改訂は、こうした動きに対応して工学単位からSI単位への変換を中心に行われたものである。しかし、10年という年月の間には、読者からご指摘いただいた点や、教育に携わりながら自らわかりにくいと感じた点なども徐々に累積されてきていたので、それらも併せてこれを機会に修正した。
目次
第1章 構造的プロローグ
第2章 構造物と荷重
第3章 静定構造の応力
第4章 部材断面の力学
第5章 静定構造の変形
第6章 不静定構造と応力法
第7章 不静定構造と変位法
第8章 応用問題
著者等紹介
望月重[モチズキシゲル]
1931年生まれ。1954年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1962年武蔵工業大学助教授。1967年工学博士。1969年コロンビア大学に客員研究員として留学。1971年武蔵工業大学教授。2001年武蔵工業大学名誉教授、現在に至る
浜本卓司[ハマモトタクジ]
1952年生まれ。1975年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1981年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士。1986年イリノイ大学に客員研究員として留学。1990年武蔵工業大学助教授。1996年武蔵工業大学教授。1999年日本建築学会賞(論文)、現在に至る
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