内容説明
戦火の地アフガニスタン上空、捕虜護送任務にあたる米軍輸送機が撃墜された。不時着したのは反政府軍支配下の高山地帯。百年に一度のブリザードが荒れ狂い、救出は望めない。高位聖職者である捕虜を奪回すべく敵が迫るなか、機長は航空士のパースンに徒歩による脱出を命じた。それは高齢の捕虜と通訳の女性軍曹のみが同行する決死の単独行だった…強力な敵と過酷な大自然に立ち向かうサバイバル戦を描く迫真の冒険小説。
著者等紹介
ヤング,トマス・W.[ヤング,トマスW.][Young,Thomas W.]
国家航空警備隊の一員としてアフガニスタンおよびイラクで従軍。ボスニアおよびコソヴォにおける空輸作戦や、中南米、ソマリアおよび極東における空輸作戦にも参加している。機関士としてC‐5ギャラクシーおよびC‐130ハーキュリーズで、約四千時間の飛行を経験、その間に約四十カ国の上空を飛び、航空章を二度、航空業績章を三度、空軍戦闘行動章を一度、授与されている。民間では、AP通信のライターおよびエディターを十年にわたって務め、民間航空会社でも副操縦士として勤務した。ノースカロライナ大学ではマスコミ学を学んでいる。これまでにノンフィクションThe Speed of Heat:An Airlift Wing at War in Iraq and Afghanistan(2008)を発表し、またアンソロジーOperation Homecomingには“Night Flight to Baghdad”というタイトルの体験談が収録されている。ヴァージニア州アレクサンドリア在住
公手成幸[クデシゲユキ]
1948年生、1972年同志社大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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