ハヤカワ文庫
LIMIT〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 591p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150412234
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

内容説明

ついに正体を現われたテロリストによってオルレイたちは月面に置き去りにされるが、テロを阻止すべく彼のあとを追う。ホテル・ガイアでは予期せぬことから火災が発生、残された人々は必死で脱出の道を探る。ジェリコと瑶瑶たちはオルレイ本社に合流、しだいに陰謀の全体像に近づく。だが、辛が彼らのもとに向かっていた!未曾有のテロを回避し、皆は地球に帰還できるのか?月と地球を舞台にした超大作、いよいよ完結。

著者等紹介

シェッツィング,フランク[シェッツィング,フランク][Sch¨atzing,Frank]
1957年、ドイツ、ケルン市生まれ。大学ではコミュニケーション学を専攻し、卒業後は大手広告会社でクリエーターとして活躍する。その後、ケルンで広告代理店と音楽プロダクションを設立した。その仕事のかたわら小説の執筆を始め、1995年に『黒のトイフェル』で作家デビュー、同書はベストセラーとなった。その後、ミステリや冒険サスペンスなどを発表し、好評を博す

北川和代[キタガワカズヨ]
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

57
遂に読み終えた。あまりにも長く感じた。そのせいか、湧きあがった感想は安堵。最後の最後まで、アクションシーンも交えて、陰謀論も語り、想像力やモチベーションを保てたものだと作者に感心する。作品の質は良い。ただ長かったぁ。2021/10/03

RIN

12
やっと読了です。約600頁×4冊の長大な物語だった。3巻からハラハラドキドキ満載で目一杯堪能した。2025年の地球だが、話が進むにつれて段々未来感が薄れてきて現在とあまり変わらない国際状況や技術進化になってきたところがちょっと笑ってしまった^^。題材は資源エネルギー問題と中国の人権問題とアフリカの内戦と、いささか欲張った感はあるものの、どれも背景がガッツリ書き込まれていてなかなかの読み応えだった。とっつきにくい作家さんだが、新刊が楽しみ!!2012/06/15

Tetchy

11
情報小説というよりも、これは情報過多小説だ。そしてこれだけの分量を読んで明かされる真相がなんとも陳腐。ドイツではこのアイデアは斬新なのだろうか?それほどミステリの鎖国化が進んでいるのだろうか。核兵器を扱った話ならばゲーム『メタルギア』の方がまだましである。このくらいの長さになると大きく1つの話という括りにしLIMIT4部作としてシリーズ物として出版し、1冊ごとに小さな事件の結末を描いて最終巻で全体を貫く大きな事件の結末を描くという構成にした方が読者にも優しいだろう。これほど徒労感が残る小説も珍しい。2010/08/15

hiyu

6
結構この巻は時間がかかった。戻って確認して、それもあったのだが、相当長く感じるものであった。舞台を考えると、どうだろうか、この巻は別の描き方はできなかっただろうか。2017/12/15

對馬 正晃

5
最終巻だけあって、話のテンポは第一宇宙速度まで加速!(笑)思わず一気読みしちゃいました☆ただ、読後のカタルシスがそれほどでもなかったのは、やはり長すぎるせいでしょうか…。2014/01/13

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