内容説明
時は1936年。ナチス・ドイツは、失われた“聖櫃”を捜し求めていた。モーゼの十戒を納めたこの櫃を擁する者は強大な力を手にし、常に勝利を得るという。この動きを察知したアメリカ政府は、考古学者にして冒険家のインディ・ジョーンズにヒットラーに先んじて聖櫃を発見するよう要請する。かくして世界制覇の鍵を握る遺宝をめぐって、熾烈な争奪戦の火蓋が切って落とされた。史上最高のアクション・ヒーロー、ここに誕生。
著者等紹介
ブラック,キャンベル[ブラック,キャンベル][Black,Campbell]
1944年スコットランド、グラスゴー生まれ。サセックス大学で学び、1968年に最初の著作を出版。20冊を超える著作がある。1971年アメリカへと渡り、大学などの創作講座で長らく教鞭を執った。アイルランド在住
秦新二[ハタシンジ]
『文政十一年のスパイ合戦』で第46回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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20
子どもの頃に何度も観た作品。お宝と聞くとワクワクしてしまうが、アークの力は残酷というかグロいだけ(?)。実は、そこに至るまでのドタバタ劇を楽しむべきなんだな~と思ったのは最近になってからでした。負けそうで負けない、まさに某コントの「なんだかんだ無敵」を地で行くインディを見守ろう(笑)。2019/11/15
くろわっさん
2
映画インディ・ジョーンズのノベライズ。 アクション満載のインディ・ジョーンズらしい作品。 歴史はロマンですね。2010/02/05
Richard Thornburg
2
感想:★★★★ 映画ではすっかり有名な冒険活劇の金字塔的作品ですが、活字作品を読むと、映画とはまた違った趣があります。 内容は映画とほぼ同じですが、小説のほうが幾分シンプルです。 最後のアークを開けるシーンは映画よりも小説版のほうがいいかもしれません。 あと、アークの不思議な力も映画とは異なる表現で興味深かったです。 思ったよりも歴史的薀蓄はなく、純粋に冒険モノとして楽しめました。2013/08/15