内容説明
2006年、ロサンゼルス。医師のネイトは少年に銃で撃たれ、不慮の死を遂げた。悲しみの中で、妻は彼の頭部を冷凍保存する。そして2070年、アリゾナ州の研究所でネイトは蘇生した。彼の頭部と別人の身体を接合することに成功したのだ、ネイトは新たな身体に適応しようと苦しむが、やがてその身体の驚くべき秘密と、自分が邪悪な陰謀に巻き込まれていたことを知る…最先端情報を駆使して描く近未来メディカル・サスペンス。
著者等紹介
ジェンキンズ,T.M.[ジェンキンズ,T.M.][Jenkins,T.M.]
ロンドンの夕刊紙イヴニング・スタンダードでコラムを書き、テームズ・テレビでニュースキャスターを、ITNテレビでリポーターをしていた。その後、BBCやチャンネル4でドキュメンタリー番組の制作に携わり、2006年に『死者覚醒』を発表、作家デビューした。現在はハリウッド在住
熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生、東京外国語大学外国語学部英米語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ALBA
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ネイトが目覚めるまでに200ページ以上かかるし、彼がまともに活動し始めるまでにも更に紙数がかかるため、せっかちな人はイライラして読むのを止めそうな気がします。 とは言え、全然面白くないわけではなく、もう少し話を整理して、キャラの魅力をアップさせればかなり良くなるんじゃないかと思います。 そういえば手塚治虫のブラック・ジャックは人の体に馬の脳を移植した話がありましたが、それを思い出しました。2012/02/20
飲茶
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まあまあ面白かったけど、登場人物が皆好きになれない。邦題もよくないような…2010/01/27
おだまん
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「メディカル・サスペンス」というより完全にSFである。2009/07/03
kirika
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期待ハズレだったかなー2008/06/18
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- 和書
- 変半身 ちくま文庫