内容説明
ファッション誌『ランウェイ』編集部の新人アンドレア。ファッションには興味ゼロだけど、1年後に夢の文芸誌へうつることができるなら頑張ってみせる!だけど、悪名高い編集長ミランダの傍若無人ぶりに息も絶え絶え…果たして1年も耐えられるのか?ちょっと生意気なインテリ娘アンドレアと、ファッション界の権威ミランダのバトルやいかに?アメリカ中の女性を共感の渦に巻きこんだベストセラー、待望の文庫化。
著者等紹介
ワイズバーガー,ローレン[ワイズバーガー,ローレン][Weisberger,Lauren]
コーネル大学を卒業した1999年に、有名ファッション誌『VOGUE』に就職。編集長のアシスタントとして9カ月勤めた後、旅行雑誌社に転職し、記事を書き始める。その後、『プラダを着た悪魔』で小説家としてデビュー。ニューヨーク在住
佐竹史子[サタケフミコ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
76
初読。2015年1212冊め。図書館で見かけて予定していなかったのに借りてしまった。映画では鬼のような人使いでもヒステリックではなかったミランダが、ただのヒスおばさんにしか読めない。「仕事ができる人」とは他者の口から語られるが、実際にどれだけ有能なのかの具体的な描写がないからかな。下巻はどうだろうか。2015/12/16
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
69
映画とは違うプラダを着た悪魔。映画を見てからこれに入るのは無理(¯―¯٥)2020/10/20
里愛乍
51
読んでいて、20代の頃の自分を思い出した。月100時間超残業に有給の期限切れ当然のように突然の休日出勤、終電無しのタクシーチケット、昼食を摂りながら書類のチェック、場合によっては移動中にカロリーメイトもしくはホームで電車待ち中にコンビニおにぎり、友人との旅行は限定期間内、社外友人とは1年以上会ってない…労基法とは一体?社畜なんて言葉もなかった時代。でも働いた分だけ稼げたし得たものもある。今となってはいい経験だったとしか思えない。アンドレアもそうだといいんだけど…さて下巻!2016/06/05
NAO
46
ファッション業界の裏側が描かれているというぐらいの予備知識しかない状態で読み始めたが、あまりのブラックぶりにかなり驚いている。この先何か大きな転換でもあるのか、それともコメディとしてこの横暴身勝手な上司とのやりとりが最後まで続くのか。下巻へ。2022/12/03
ビイーン
34
狭量で冷酷な上司に当たったら、たまったもんじゃない。実在したらパワハラで訴えられる人だね。ファッションやブランドに興味無くて横文字を読むのが面倒かな。読みやすいけれど少し飽きて来た。下巻へ。2021/02/21