内容説明
市場でヤマイモを売る悪童の璋は母とふたり暮らし。父親は池の竜だと母は言い張るが…。やがて、璋は百済宮廷の技師である木羅須に預けられる。この人が父さん?璋の期待は高まる。一方、宮廷では権力闘争の嵐が吹き荒れていた。反王派から逃れるため、璋は技師たちと敵国の新羅に落ちのびることに。だがそこには、運命の姫との出会いが待っていた!「宮廷女官チャングムの誓い」制作陣が贈る、新たな歴史ロマン第一章。
著者等紹介
チョンジェイン[チョンジェイン]
大学で文芸創作を専攻。卒業後、「朝鮮日報」新春文芸に短篇小説が入選して作家デビュー
米津篤八[ヨネズトクヤ]
早稲田大学政経学部卒、朝鮮語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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再び読書
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日本では一番馴染みがある百済の武王と新羅の善花姫とのロマンスを、当時の韓国の二国の状況も含めて理解出来るお話です。ドラマは見たので、進行にイライラしながらしながら楽しんでいます。ドラマでは中盤に阿佐太子が聖徳太子の名を出し、時代と日本との交わりを感じさせたが、本では最初の彼に対する説明で、聖徳太子の像を描いたと説明してあり、ドラマでそんな言葉が出たのが納得出来た。1巻はまだ序章なので、これからが楽しみです。韓国時代劇は日本ではあまり知られていない朝鮮や、中国との関係が理解出来で面白いと思う、2015/11/30
고정수
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서동요 12018/11/26