内容説明
パリの街角にある小さなレストラン『ル・プチ・マルグリィ』が今宵かぎりで閉店する。三十年近くにわたって美味しい料理を作り、温かく客をもてなしてきたオーナー・シェフ夫妻は、二十代の息子とその友人たちを招き、お別れの晩餐会を開く。アペリティフからデザートまで、素敵な料理のフルコースと楽しいおしゃべりが進むなか、皆に愛された店の歴史が、夫妻の秘密が、若い世代の様々な恋や人間模様が浮かび上がる…。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わんこのしっぽ
3
長年レストランを経営していて、お店を閉じる最後の日の出来事。夫婦、親子、恋人。それぞれの現在と、過去を織り混ぜながら、閉店の時間が近づく。波乱の展開はないけれど、心温まる本でした。2012/05/29
Toshihiro Fukutoku
0
ローマン ペネギの作品。偶然、手に取ったが、予想以上に面白かった。フランスの芸術やグルメ、セックスに対する敬意が感じらる。2016/04/01
mimoza2
0
フランス料理を楽しみながら、閉店の一日の物語。小粋なフランスのお話。 2015/08/07
ふみえ
0
"読んだ本"ではなく、"挫折本"です。半分ちょっとで、3日もかけて撃沈しました。情けないけど、いつか再チャレンジします。2012/09/20