内容説明
不仲だった息子を殺され、父親として何もしてやれなかったことを悔む弁護士ライアンに意外な依頼が舞い込んだ。殺害容疑者である息子の妻ジェニファから弁護してくれと頼まれたのだ。彼女は無実を主張していたが、事件の直前に息子と口論しており、有罪であることはまず問違いない。だが、ジェニファが息子の赤ん坊を宿していることを知ったライアンは、わが子を殺したかもしれない女の弁護を引き受けることを決意する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koo
5
ネットのリーガルミステリのおすすめから辿り着きました。妻の死に対する責任から仲違いしていた息子が殺害され容疑者である息子の妻ジェニファーから弁護を依頼されるライアンを主人公としたストーリー。冒頭から通常では考えられない依頼内容、何故弁護を受けるのかという疑問点で惹きつけいざ弁護を受諾してからはジェニファーの為に真犯人候補を探す内に上巻終了。主人公は被害者の父親という立場からは常識では考えられない考え、行動をしていて裁判が始まる下巻が非常に楽しみですね。2023/04/16
kanamori
0
☆☆☆★2012/09/22
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- 和書
- 旧聞日本橋 岩波文庫