感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
64
邦訳が出ると聞いてから首を長くして待った1冊が届いたので一気読み。ヒューイ・スミスは知る人ぞ知るニューオーリンズの1950年代後半~60年代前半の音楽シーンに多大な足跡を残したピアニストで、ドクター・ジョンの自伝でも取り上げられていたが、前半はその音楽的足跡がたっぷり!思わず音源引っ張り出して聞きながら読んだ。一転して後半はヒットした自作曲の権利およびそこから上がる収益に関する訴訟話で、読んでいて腹が立つやら悲しくなるやら。結局法律に詳しく弁の立つ者が他人の仕事から巨額の利益をくすねる仕組みにあきれた。2022/11/21
tomo6980
5
ニュー・オーリンズ物はリトル・フィート経由で入った口なので、どうしても70年代以降が中心で、このあたりは上澄みをさらっと聞いている程度だけども、名前を読んでいるだけで盛り上がってしまう。久しぶりにCDを引っぱりだしてしまったよ。でもあのP-VINEから出てたの、本人に金は入ったのかなあ。2023/06/10