内容説明
麻酔医ジェフリーは、薬の使用を誤って患者を死なせたとして医療過誤裁判にかけられ、有罪を宣告された。自分がミスをおかしたとはどうしても信じられないジェフリーは、保釈中に逃亡し、事件の背後を調べていく。やがて他の病院でもよく似たケースが起きていることがわかり、彼は麻酔薬の汚染を凝い始める。一体、誰が何の目的で患者を殺し、医師を破滅させようとしているのか?一方、彼を追う司法の手は刻々と迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizi
4
ロビン・クックの小説は表面上ハッピーエンドでも巨悪をほったらかしにするものがあって、これもそう。主人公がムショに行きそうで、しかも離婚が泥沼化しそうなエンディングとか珍しい。2024/10/05
ルウ
1
★2 担当した手術で患者を死なせてしまった麻酔医が訴えられる。自分の無実を信じて原因を探ると、手術に使った麻酔薬が汚染されていたことに気づくって話。早々にオチが分かってしまう。なんせ患者が死んで裁判して、得するのは誰かって考えればもうね・・・。けど展開が早くて、賞金稼ぎのオッサンもいいキャラで、主人公はナヨナヨしててちょっとイライラしつつも面白い。2018/09/23
-
- 和書
- 鑑定からみた産科医療訴訟