ハヤカワ文庫<br> 陰謀〈中〉

ハヤカワ文庫
陰謀〈中〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150405199
  • NDC分類 933

内容説明

ソビエトの外交官ロストフは、ブレナンの潔白を証明できる人物だった。元記者ドイルの協力を得て、ロストフに接近を謀るブレナンは、偶然ジョー・ピートと名乗るアメリカ青年に出会う。ピートは、かつてソビエト政府当局と問題を起こしたことがあった。その彼がなぜ、パリにいるのか?国交断絶状態にあるはずのソビエトと中国が接近中との情報を得たブレナンは、メドラの友人を介してピートの正体を暴こうとするが…。当代屈指のストーリーテラーが、サミットをめぐる多彩な人間模様と、その陰で秘かに進行する戦慄の計画を描く画期的大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

12
五大国(米・英・仏・中・ソ)首脳による核軍縮会議が開催されるパリで、運命的な出会いにより集結した男女4人は、失墜した名誉と汚名挽回のため試行錯誤を重ねる。この4人の波乱の人生を交錯させながら、ソ連外交官、ドイツ財界の黒幕(ナチ戦犯)、英国外務大臣と大手出版業者の兄弟らとの駆け引きが万華鏡のごとく炸裂していく…。〝 毛沢東は、1957年にネールに言った。自分は核戦争を恐れない。人類の半分は消滅するであろうが、生存者の大部分は共産主義国民で最終的には共産主義が勝つ、と。つまり、人口分布が中国の生存にとって↓2024/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/796499
  • ご注意事項

最近チェックした商品