ハヤカワ文庫<br> イリューシン18の脱出〈上〉

ハヤカワ文庫
イリューシン18の脱出〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p
  • 商品コード 9784150404154
  • NDC分類 933

内容説明

キエフ発のアエロフロート国内便、イリューシン18型旅客機が乗っ取られた!犯人はソ連政府の人種差別政策に抗議するユダヤ人抵抗グループ。キエフ市郊外で警官射殺未遂事件を起こした彼らは青年闘士ダヴィードの指揮の下、ソ連脱出を図ったのだ。同機の乗客はイタリア共産党の使節団をはじめ60名。彼らは犯人達の銃に威嚇され、一転恐怖のどん底に叩き込まれた。一方、事態を重視したソ連当局は脱出の阻止を決定、精鋭ミグ25戦闘機の編隊を発進させたが…。国際テロの実態に通暁した著者が豊富な情報を駆使して描く緊迫の大型サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cinejazz

1
出版から半世紀ちかく経ちますが、今読んでもフィクションとは思えないほど迫真力があります。 現在も政情不安なウクライナですが、ソ連邦時代から対ユダヤ人政策をはじめとする政治問題を抱えていたことから察するに、多民族国家を統制する政治システムは、社会主義(締め付け)に徹する他ないのでしょうか。 2018/03/28

tai65

0
星4つ2009/06/01

uburoi

0
ウクライナについてはだいぶ暗いな。首都キエフのこともさっぱり見当がつかない。そこで迫害されるユダヤ人の青年グループ〈カワセミグループ〉が旅客機を乗っ取りイスラエルに脱出しようとする。イリューシンとはその飛行機の名前。原題がKINGFISHERだが、これも今のとこ不明。飛行機は途中ミグに威嚇されながら、方向違いのイギリスの小さな空港に着陸。と、上巻はここまで。2019/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/448372
  • ご注意事項

最近チェックした商品