ハヤカワ文庫<br> スパイは黄昏に帰る

ハヤカワ文庫
スパイは黄昏に帰る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 354p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150403720
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージ

2
明確なカテゴリーなんて無いと思うが最初は題名通りのスパイ小説なんだろうと読み進めた。中盤でイギリスに亡命したソ連の女性の壮絶な人生が語られこれは冒険小説だなと思った。ところが「キューバ危機」の台湾版みたいな話になりこれは結局軍事スリラー小説だったんだと納得。ところが最後土壇場でひねりがあり、最終的にはこの小説はスパイ小説であった。読者が非常に少なかった為期待せずに読んだが非常に素晴らしい小説だった。2019/09/14

tsuneki526

0
80年代に読んだ本。その後ネパールに行ったらここで書かれているのとほぼ同じ気候、景色だったので、「おおっ、作者はここに来たことがあるんか」と思ってしまったのが懐かしい。

yuki_furu

0
1970年代後半の中国事情を背景に、英国の諜報員たちが謎を追い、そして謀略を仕掛けるスパイ小説。読者を(そして作中のスパイたちを)誤った方向に誘導するミスディレクションの仕掛け方は本格ミステリ調。愛情と裏切りが入り乱れる、人間関係の描き方も良い。2013/01/26

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