感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージ
2
謀略小説の見本みたいな小説。謀略物でもアクションシーンは無いに等しい。アクションシーンが続く間は実は物語は進んでいない。殺った殺られた、勝った負けた。で、アクションシーンが終わって初めて物語が進む。よってこの「第五の騎手」は水爆が仕掛けられ発見するまで非常に中身の濃い内容になっている。米国大統領の苦悩と決断。総動員された米国の捜査員。遊びや捻りは無く物語に惹き込まれた。メインは米国だがフランスのSDECEの長官、文章としてはほんの少しだけだがソ連が良い役割を演じている。非常に面白かった。2019/12/04
ドートマンダー
0
秀逸2017/04/04