感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペペロニ
10
11歳の女の子、アディー。彼女は、父親である可能性がある、ロング・ボーイと旅をすることになり、この2人が行く先でペテンで稼いだ金で暮らしていくっていう物語。アディーとロング・ボーイの人物像が憎めないし、文章がからっとしてペテンの部分もあまり暗くならない。それと、ペテンを通じて絆を深めていくアディー達が可愛いからだと思う。映画もいつか見てみたい。2021/10/02
ケン五
7
幸運にも手に入れることができてハッピー。映画はとっても好きだけど、原作はさらにいい。映画では出てこなかった終盤の話は、原作を読んだ後では、ないことが考えられない。なんといってもラストは最高。こうでなくっちゃっていう期待通り。2011/05/07
tak
4
★★★★☆ 73年の映画の原作。映画と同じくホロリとさせられる。アディがどこまでもかわいい。2021/07/28
N
1
映画が好きで原作も読んでみようと。アディーが生き生きとして頁を繰るのが楽しかった。2023/09/17
ハナウタ
1
映画は親子にスポットを当てたロードムービー(「親子のロードムービー」で検索するとヒットするし)だけど、映画で省略された最後のエピソードまで含めて読むと、もっと大きな、金と幸福というテーマが印象に残る。文語と口語が混ざって違和感を感じるところもあるので、今風の訳でも読んでみたいもの。2012/08/26