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ハヤカワ文庫
決戦!バルト海

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  • サイズ 文庫判/ページ数 494p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150401245
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aminadab

23
執筆順第4作。1812年、ナポレオンのロシア遠征の予兆漂う中、主人公は艦隊司令官を拝命、旗艦の戦列艦以下スループ艦やケッチ型砲艦など計6隻の小艦隊を率いてバルト海に進出する。デンマークは敵、プロイセンも敵、スウェーデン(ポメラニア海岸の一部を領有)は旗幟不鮮明。ス領ポメラニアの港に逃げこんだフランス私掠船を攻撃したり、ケーニヒスベルクとダンツィヒの間に広がる潟湖で通商破壊をしたり、ペテルブルクを目指す仏遠征軍をリガで食い止めたりするのに、大きな臼砲(曲射砲)を一門だけ積んだ喫水の浅いケッチ型砲艦が大活躍。2022/12/02

shiro

3
念願叶ってバーバラと結婚し、順風な生活を送っていたホーンブロワーは艦隊を率いてバルト海へ。ナポレオンとの戦いはロシアに舞台を移す。激しい戦いの中でブッシュの変わらぬ忠誠と友情、ブラウンの献身と信頼が嬉しい。そしてとうとう訪れる平和。続きがあるということはまだ一波乱あるということだろうから続きを楽しみにする。2017/12/23

カラヤ3

2
バルト海といういくつもの国が取り囲む海を舞台としてホーンブロワーが陸戦でも司令官ぶりを発揮した。クラウゼヴィッツが出てきたので舞台となってる時代背景がなんとなくわかった。2021/01/01

けるぴー

2
ホーンブロワーのサクセスストーリーもついに船の枠を飛び越えて、艦隊、そして政治の話へと乗り出していく。舞台は諸国犇めき合うバルト海。ナポレオンがついに帝政ロシアにまで手を伸ばそうとしており、ホーンブロワーはこの目論見を挫くべく、北の海へと乗り出していく。司令官となったことで水兵の教育に四苦八苦しながら船を切り盛りしていく様という場面は少なくなったが、これまでとは違うホーンブロワーの物語は読者を当時の欧州へと連れて行ってくれるはずだ。2011/04/18

コウ

1
司令官としてのバルト海域での任務。時はまさにナポレオン軍がモスクワに侵攻しようとする時で、ホーンブロワーは海で陸で、次から次へと獅子奮迅の活躍。歴史の大きな変わり目に足跡を残す。ロシアの皇帝アレクサンドルとの接触とロシア宮廷の場面の面白さ。2021/10/07

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