出版社内容情報
改変世界の2040年、第二警察なる組織により社会を変革しようとした女性・韋駄アキラの謀殺は、世界に巨大なる波紋をおよぼす――
【目次】
内容説明
第二次世界大戦に勝利した日本と独逸による冷戦は、経済戦争を制した日本の覇権確立で終結した。2040年、硬直化した日本社会を改革するため、第二警察なる組織を創設した女性・韋駄アキラが、宇宙往還機〈那由多〉二号機の墜落により死亡する。彼女の謀殺は、全世界に巨大な波紋をもたらすのだが―。韋駄アキラをめぐる無数のインタビュー、報告書などを通して、架空戦記の雄が大胆に構築する、異貌の近未来日本謀略史。
著者等紹介
吉田親司[ヨシダチカシ]
1969年福岡県生まれ。2001年『新世界大戦EPISODE3』でデビューし、本格的作家活動に入る。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rosetta
25
★★★★☆多分初読みの作家さん。ランキングや賞には引っかからないだろうが個人的には無茶苦茶面白かった!架空戦記を書いてきた人らしく、仮想の世界をとても上手く描き出していると思った。第二次大戦で日本やドイツが勝利した世界。『高い塔の男』など数多名作が書かれた余りにもありふれた設定だが、今作は堕落した日本政府に対して世界のGDPの10%を握る天才的大富豪が民営化された海上保安庁を足がかりに警察組織を分断把握し世界を建て直す。だが拡散された埋め込みメディア贋造義眼で世界が1つに繋がるというディストピアが出現する2026/01/29
YS-56
3
欠片から見える世界は希望か絶望か。どうあっても、進歩と発展は信じたいところですね。『つまりは、大したひとだったということなのだろうな?』2025/11/21




