ハヤカワ文庫JA<br> 鬼神の檻

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ハヤカワ文庫JA
鬼神の檻

  • 西式 豊【著】
  • 価格 ¥1,342(本体¥1,220)
  • 早川書房(2024/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150315771
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秋田県御荷守村に伝わる、超人的な力を持つ「鬼神さま」の正体とは!? 大正、昭和、令和――三世代の謎が絡み合う伝奇ミステリ。

内容説明

五十年に一度の嫁取りと引き換えに村を守る「貴神様」が信仰される秋田県御荷守村。大正十二年、神に嫁ぐ「御台」となった北白真棹は祝言の夜、超人的な力で人を殺める少年を目撃する。昭和四十八年、星河瑞希ら御台候補が集う「御見立の儀」を発端に凄惨な連続殺人が巻き起こる。令和五年、新人記者の幸弘蒼は先の事件の被害者が自分と酷似した相貌であることを知る。―三世代の謎が絡み合う伝奇ホラーミステリ。

著者等紹介

西式豊[ニシシキユタカ]
1967年生まれ。成城大学経済学部卒。2022年、『そして、よみがえる世界。』で第12回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞し、同作で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

146
第一部は秋田の寒村を舞台に半村良の伝奇小説を思わせる展開だが、中盤は一転して『獄門島』的な女性連続殺人事件となり、さらにSF絡みの政治陰謀劇を最後の関係者が解明する終局を迎える。面白いアイデアを結びつけた壮大な物語を構築せんとした意気込みは買うが、各パートとも200頁前後の中編でしかなく消化不良気味で、それぞれのつながりが悪く中途半端に終わってしまった感が拭えない。強引に一編の小説にまとめるのでなく、それぞれ独立させた方が印象深い作品に仕上がったのではと思う。まだ二作目という著者の勢いが過剰に表れたのか。2024/10/06

オフィーリア

58
面白すぎる。濃厚な因習村から始まった物語は、大正から令和までを貫く物語はホラーミステリとどんどん特盛りにジャンルがぶち込まれ、最後の最期まで着地点の予想出来ない極上のエンターテインメント。面白そうな要素を全部ぶち込んで破綻せずにまとめきった素敵な一冊でした。2025/04/24

らすかる

37
初作家さん。大正、昭和、令和と3つの時代を舞台にした3部作。第1部大正時代は因習村のホラーテイスト。秘祭、貴神様の嫁取りとは何か。4人の姫と呼ばれる村の有力者の娘たち。そして恐るべき貴神様。謎を残したまま第2部昭和時代はミステリー色か強い。1部での姫はどうなったのか。第3部令和時代はなんとSF!!すごいてんこ盛り!530ページくらいあるので読み応えもあり。色々好きなテイストが詰まってて読んでて楽しかった♥️2024/11/23

geshi

28
伝奇ホラーミステリみたいな推し方は全くの嘘か少なくとも読者を誤誘導している。横溝風の因習村で起こる伝奇ミステリを期待していたら、第一部での超人的生命体が出てくる伝奇アクションに「思ってたのと違う!」と裏切られた気分。第二部では対立する四家の「姫」が数え歌通りに次々殺されていくミステリっぽい雰囲気を出していたが、その解決があっさりしたもので、第三部のぶっ飛んだSF展開の中で埋没してしまう。全く違う種類の物語を3つ読まされた印象で、あまりにもファーストインプレッションが悪すぎた。2024/09/21

佐倉

27
大正、昭和、令和。同じ村で3つの時代に起こる事件を描く3部構成の作品なのだが、それぞれ因習+異能ホラー、ミステリ、ディストピアSFとまったく違うジャンルで物語が展開していく。御荷守村の貴神、その御台候補となる四家の“姫”、貴神を守る御荷守家につきまとう莫大な富と知識……同じ舞台、同じ要素を用いながらここまで違うジャンルになり、しかも最後にはひとつの物語として纏まらせるとは恐れ入った。北白の姫と東峰の姫の関係性から始まり、その因縁が巡り巡って物語を収束させるラストはかなり好き。2025/08/08

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