出版社内容情報
公子暗殺の濡れ衣を着せられた吟遊詩人マリウスが、放浪のなか、クムの一大歓楽都市タイスで出会った一人の女性をめぐる大冒険!
内容説明
吟遊詩人マリウスは、旅芸人の一座として、中原最大の歓楽街を擁する、“美と快楽の都”タイスを訪れていた。一座が評判を呼ぶなか、彼が足を運んだのは、ロイチョイのサリア遊廓。かつて、モンゴールの公子暗殺の濡れ衣を着せられたマリウスが放浪の末たどりついたこの街で、一人の女性をめぐって、彼の人生を揺るがす大冒険が繰り広げられたのだ。自身の運命に抗い自由を求めて生きることを選んだ吟遊詩人の魂の物語。
著者等紹介
円城寺忍[エンジョウジシノブ]
東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。「グイン・サーガ トリビュート・コンテスト」優秀作を経て、グイン・サーガ外伝『黄金の盾』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolgang1957
57
すごい久しぶりのグイン・サーガ外伝です。正伝の方も間が開いてましたが、外伝は栗本さんご存命の頃からあまり読んでません(ヴァラキアの少年くらいまでか)2000年代初めは季刊誌かっていうぐらい怒濤の如く出版してましたから、本編だけで、ええかって気持ちでしたね😝それで、グインの空気感を遠ざけないよう、読んどくかということです。さて相変わらずのマリウスが活躍するようで2巻目へ行ってきます😄2024/08/10
たか
48
円城寺忍さんによる『グイン・サーガ外伝』。今回は3部作のその1。栗本薫氏亡きあと、いろんな人に物語が紡がれてきたが、そのなかでは、初期のグイン・サーガの雰囲気を感じる円城寺さんが一番しっくりくる。▼時代設定は死の婚礼のあと、舞台はクムの都・タイス、主役は吟遊詩人マリウス。 自由な鳥であると信じていた頃のマリウスが活き活きと描かれており、美と快楽の都・タイスの遊郭の描写も雰囲気を醸し出している。 今回の外伝は、3ヶ月連続刊行で、表紙の絵も3枚が一つに繋がるとのこと。そちらも楽しみ。2023/05/03
ひさか
36
2023年3月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。グイン・サーガ外伝シリーズ27作目。ナリス亡き後のマリウスの冒険譚。あっ!外伝は読まない本編だけ読むって決めてたんだ。いやー失敗失敗。思わず読んでしまった。栗本さん世界と親和性が高く、どうでもいいことの記述が延々と綴られて、いったい肝心の話はなんだ?と考えながら読みました。なんと、100文字くらいで語れそうな話です。あと2巻分サリア遊郭の聖女があって三連カバーイラストですが読まないことにします。しかし外伝の栗本さん最後の22作目だけは、やはり読もうと思います。2023/06/30
しゃお
24
『死の婚礼』の直後、〈美と快楽の都〉タイスを舞台にマリウスを主人公にした外伝の1巻。3ヶ月連続刊行で、表紙の絵も3枚繋がる特別なものという事で期待も高まりつつ読み始めると、冒頭の描写でそこには確かにグインの世界が待っていたと感じさせてくれます。マリウスが自由な鳥であると信じていた頃のマリウスとして活き活きと描かれているのも嬉しい。マリウスの知られざる過去はやはり悲劇として終わるのでしょうか。次巻も楽しみ。2023/03/28
みどり
14
外伝だからいいのか、もう昔すぎて記憶の彼方にある「ナリス暗殺」当時のマリウスのお話。 結構読みごたえがあり、栗本節はちょいと薄れちゃっているけれど、その分「整合性」がでて、小説としていい、と思っている。3巻で完結するかな。2023/04/28
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