ハヤカワ文庫JA<br> 工作艦明石の孤独〈1〉

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ハヤカワ文庫JA
工作艦明石の孤独〈1〉

  • 林 譲治【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150315283
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

突如、ワープ航法が不可能になったセラエノ星系に取り残された工作艦明石ほかの艦船と150万の植民者たちを待ち受ける運命とは?

内容説明

ワープ航法の開発により、60ほどの植民星系に広がった人類。そのひとつ辺境のセラエノ星系で突如地球圏とのワープが不能となる。星系政府首相のアーシマ・ジャライは、工作艦明石の狼群涼狐艦長に事態の究明を命じる。一方、セラエノ星系に取り残された地球宇宙軍の偵察戦艦青鳳、輸送艦津軽もまた、それぞれの思惑で動き始める。30光年の虚空で孤立するセラエノ星系150万市民の運命は?究極のミリタリー文明論SF開幕。

著者等紹介

林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年北海道生まれ。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。ミリタリーSFシリーズ“星系出雲の兵站”で、第41回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

114
作者は理系出身だがハードSFには行かず、厳しい状況下で政治家や軍人が懸命に模索し任務を果たす姿に重点を置く。そのため冷静で自分の役目を心得ている登場人物ばかりで、何をやらかすかわからない暴走キャラは出てこないか大して活躍もせず消えてしまう。原因不明のワープ航法不能で地球との連絡が途絶えた植民星系が舞台の今作でも、民衆の不安を抑えつつ原因究明に奔走する理想的な統治者としての政府高官やベテラン軍人ばかり描かれる。謎の大きさと実務描写の詳細さで読者を引きつける筆は大したものだが、もう少し魅力的なキャラが欲しい。2022/08/21

tom

22
面白くなりそうな予感。時代はずいぶん未来。原理が分からないまま、人類はワープ技術を得た。どこにワープするかは当たるも八卦。でも、ワープした先に人類が住める星を見つけた。その数60ほど。地球は、中核としての技術を利用し、惑星と交易をしてその地位を保つが、地位に安住して、技術的進歩は失われた。そんな中で、ワープに混乱が生じた。理由は不明。しかし、背後には人類以外の知的生命体がいるらしい。その混乱の真っただ中にいるのが惑星セラエノ。セラエノの皆さん、この苦難をどうやって乗り越えるのか。次巻に続く。2023/08/20

山ろく

20
ワープ航法の発見により人類の版図が60の恒星系にまで拡がった未来、人口150万人の植民惑星レアのある辺境のセラエノ星系は、地球との間でワープができなくなるという原因不明の現象に陥ってしまう。というわけで「独力で文明を維持できるのか」という課題を突き付けられて全4冊シリーズが始まった。作者本領の本格宇宙SFだけあって宇宙船の運航を始めとするハード面の設定や描写も過不足なく気持ちがいい。艦長や首相をはじめ主要な登場人物に女性が多いなという印象だが、これが逆でも男ばかりだなとは感じないだろう。偏見を自覚。つづく2024/03/04

鐵太郎

19
題名「工作艦明石の孤独」なのだけど、孤独となったのはワープができなくなって孤独な状態になってしまったセラエノ星系150万人の人類ではないかな。題名がおかしいのでは。星間航行ができなくなり、地球との交易頼みで全方位的な産業構造を持っていなかった辺境星域の未来が見えなくなった物語で、シチュエーションとしてなかなか面白いのだけど、原理や使用方法をろくに知らないワープ航法に人類の未来を託しているとか、技術革新しない現状維持の科学技術に依存しているとか、フィクション世界の構築の点でいろいろ納得しにくいところあり。2022/12/05

ぽんすけ

17
人類がバンバン使ってたワープ技術が、実は原理の解明が全然為されてなくて、行き当たりばったりでワープできた所しかパラメーターが解析されてないから、お隣の星系であっても航路が解析されてなければいいけないよというのがこの話の大前提なのね。そこで地球圏とのワープが途絶するとか、惑星単位でのスケールのでかい孤立だけど、高度技術インフラや高等専門教育を地球に依存してきたセラエノにとってはまさしく死活問題。この状況で工作艦明石を主軸にセラエノ政府、地球軍、異星人の発見が絡んでくるとか、どう考えても面白いわ。続きはよ読も2023/12/25

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